リタイア後の生活を考えますと、何らかの趣味は持っておいた方が良いと感じます。最近読んだ雑誌には、リタイア後に思い立って急に始めた趣味は長続きしないと書かれていました。
解決策として、リタイア後を考えて50歳(ここでは60歳定年を想定)位から趣味を探した方が良いと書かれていました。リタイア後に時間が出来ても直ぐに何を始めたらよいか分からない人も多いと思いますので、始めないにしても、事前に下調べ位はしておいた方が良いのかもしれません。
アーリーリタイアをする場合、リタイア後の人生が長くなるので、趣味にお金がかかると、資産を食いつぶする可能性があります。「旅行」を趣味に上げる人が多いですが、宿泊費や交通費などの費用は、馬鹿になりません。
資産が十分あって、また資産から得られるキャッシュフローが生活費以上あるならば、余り気にしなくてよいのかもしれません。ただそうでない人は、なるべくお金がかからず、長く続けられる趣味があった方が良いと思います。
若者の趣味の変化
お金をかけずに楽しめる趣味は、探せば沢山あると思います。特にスマホのゲームやネットの動画視聴は、現代社会で安く楽しめる趣味と思います。
今から10年位前の話になりますが、通勤用にスクーター(原付2種)を購入する為にオートバイ屋に行った時、店主が昔と比べてオートバイの売れ行きが悪いと言っていました。
よく「若者の○○離れ」と言いますが、オートバイも同じで若者のバイク人口が減っているようです。店主によると、オートバイなど若者が昔趣味にしていたものが、全て携帯電話(スマホ)に置き換わったという事です。
昔若者は、車やバイク、カラオケなど色々な事にお金と時間を使っていたのですが、今はスマホのゲームに時間を使っているとの事。
確かにスマホは何時でもどこでも楽しめますし、格安スマホを使えば、それほどお金はかかりません。現代の若者は、好景気の時代を知らないので、賢いお金の使い方をしているのかもしれません。
お金がかからない趣味とは
私自身、スマホを使い始めたのは3年半前からです。使い始めた当時、周りは殆どスマホでしたので、スマホデビューはかなり遅かったと思います。スマホにして3年半も経ちましたが、スマホの機能は殆ど使えていないと思います。
未だにスマホでゲームをすることは少なく、家族との連絡でLINEをするか、偶にネットでニュースを見る位です。私の趣味と言えば…
・釣り
・読書
・勉強
位です。何だか寂しいですね…。
釣りは昔からの趣味で、過去に何度か釣りの記事を書いたこともあります。釣りは、船に乗ったり道具にこだわったりすると、お金がかかる趣味になります。知人の中には、1本20万円もする釣竿を購入している人もいます。
ちなみに私が良く使っている釣竿は、1,500円で今年で5年目を迎えています。釣り場は、近場の防波堤に自転車で行きますので、餌代(数百円)しかお金はかかりません。
上に書かれた趣味の中で、「勉強」を趣味の1つに上げていますが、趣味と言えるか微妙な所でしょう。昨年から簿記の勉強を始めて、実学の楽しさを感じ始めたので、「勉強も趣味の1つとして考えても良いのではないか。」と思いました。
勉強する内容は個々人によって異なると思いますが、最初に必要な教材を買ってしまえば、後は筆記用具位でお金はかかりません。また自分のスキル向上にもつながりますので、一石二鳥の趣味と言えるのではないでしょうか。
流石に他人に話す時、「勉強が趣味です。」とは恥ずかしくて言えませんが…。
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