私がアーリーリタイアしたい理由

　今回は、私がアーリーリタイアしたい理由を紹介したいと思います。リタイアする理由が私の中で明確になったのは、今年になってからです。以前は何となく、「早くリタイアしたいなぁ」と思うだけでした。

　　　　　　　　　　　

　何も考えずに会社が嫌で、逃避的にリタイアしても何も目標や目的が無いために、上手くいかないと聞いたことがあります。しかしアーリーリタイアと言っても、ほぼ全ての人が仕事を辞める日が来ると思いますので、リタイア後の生活を考えて、早めに準備をした方が良いと思います。

　定年退職して会社に行かなくなると、今まで仕事中心だった人はする事が無くなって、家に引きこもりがちになって家族から煙たがれたり、早くボケたりする可能性があります。

自由に行動できる時間が欲しい

　一般的なサラリーマンは、週末や祝日が休みの方が多いのではないでしょうか。よって、年末年始、GW、お盆などの休みが同じタイミングになるでしょう。

　当然どこに行くにも連休は人が多く、飛行機のチケットやホテル代は高くなります。普通に考えると仕方がない事ですが、同じ旅行でも倍以上のお金がかかるのは、納得いかない所です。

　　　　　　　　　　　　　　

　我家ではなるべく連休は外して、通常の土日に旅行をする事が多いです。ただ土日だけですと、一泊二日が限界ですので、近場にしか旅行に行けません。

　一週間位まとまった休みがあると遠くに行って色々見て回れるのでしょうが、その場合はGWやお盆を利用するしかなく、お金も余計にかかります。

　リタイア後は、平日の人が少ない時に更に比較的安価に旅行を楽しむことが出来るでしょう。リタイアすると、予定が無ければほぼ自由時間ですので、海外旅行にでも行こうかと考えています。

　旅行ばかり書いていますが、私の趣味である「釣り」についても同じことが言えます。人気の釣り場は、シーズンになると週末は非常に混んでおり、朝早くから場所取りが行われます。定年された方は、何時でも釣りに行けるので、人が少ない平日に行くそうです。

　また釣りは天候に左右され易く、風雨の強い日は釣りに行けません。何週間も前から準備をして、天候悪化で行けない事は度々あります。

　秋は釣りのベストシーズンですが、台風が多い季節でもあります。リタイア後は、何週間前から準備しなくても、天気を見ながら状況が良い日を狙って、前日に準備をして釣行に臨むことが出来るでしょう。

新しい事に挑戦する

　今年になってから早朝、帰宅後の時間を利用して色々な事を始めています。新しい事に取り組めるようになったのは、仕事に余裕が出来た為です。結局は、「自由な時間」が無ければ、仕事以外の事に取り組む気力が起きないものです。

　新しい事に挑戦すると、知識や見識が広がり人生が豊かになります。人生80年以上生きるのであれば、色々な事に挑戦してみたいと思います。

　もちろん会社で仕事をしても色々新しい事を学ぶ機会はあります。ただ会社にいる人全員が知識や見識を広げたいとは思っていませんし、新しい事を取り入れても拒否する人もいますので、会社では程々に過ごすのが良いのかな…と思っています。

子供に金融教育を受けさせたい

　日本は相続税が高く、祖父が資産家であっても祖父→親→孫の順で相続を重ねると、沢山の相続税が取られて、ほぼ資産が無くなるそうです。

　海外には相続税率が低い国が沢山あり、中には相続税ゼロの国もあります。相続税の支払いを避けるために、税率が低い国に移住する人もいるようですが、流石に我家では移住するだけの資産はありません。

　　　　　　　　　　　

　また資産を残すとしても、正確な金融の知識とお金に対する考え方をつけさせないと、子供にとって不幸になる可能性があります。

　スポーツ選手や宝くじで大金を手に入れた人が数年後に破産する事が良く紹介されています。許容以上のお金を持つと、急に生活が派手になり、資産が減り続けても生活スタイルを変えられずに破産の道を進んでしまします。

　資産を築く上で、まずはお金に対する知識や生活スタイルを確立すべきでしょう。子供に資産を残すよりは、金融の教育を受けさせることで、お金の貯め方、増やし方、使い方をつけた方が子供の将来にとって良いと考えています。

　あとこれは私にとっての課題でもありますが、更に「お金の稼ぎ方」も身に着ける事が出来れば、恐らくお金には一生困らないと思います。

　お金に対する考え方は、親から強く影響されると思います。今はおこずかいの管理の仕方から教えていますが、時間を作って経済の仕組みなど教えていきたいと考えています。

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