以前から自己啓発本は読んでいましたが、今年初めに人生の目標を明確にしてから、読む本の数が増えたと思います。過去に読んだ自己啓発本は、勉強やビジネスに関するものが多かったですが、今は「如何に人生における目標を達成するか。」に焦点を当てています。
成功する為には目標を明確にし、それに向かってよいと思える行動を継続(特に継続が大事)する事で、達成できるそうです。
私の場合、今まで「成功する=お金持ちになる」という事でしたが、最近は「会社に頼らず自分でお金を生み出したい。」という意識が出てきました。
昔はリタイア後、働かずに自分の趣味や旅行を満喫したいと考えていました。今は、アーリーリヤイアしても、何らかの形で社会に関わっていきたいという気持ちになり、得意分野を持って、働き続けたいという気もあります。
この変化は恐らく仕事の負荷が減って、落ち着いて物を考えられるようになった事と、色々と新しい事を始めた影響と思います。
言葉にすると現実になる
過去に読んだ自己啓発の本には、成功する為に以下の様な行動をした方が良いと書かれていました。
①成功した自分をイメージする。
②絶対成功すると信じる。
③毎日(できれば何度も)言葉にする。
④ポジティブな思考を持つ。
人間の脳は、何となく過ごしている時でも様々な事を考えています。ただ大体不安な事を考えて、意識しないとネガティブな思考に偏る傾向が有る様です。
また同じ考えを続けていると現実になる事が多いそうで、例えば「私は金持ちにはなれない。」と思うと、本当に金持ちになれないそうです。
逆に「私は必ずお金持ちになる」という事を信じて、行動(これが最も難しいですが)していけば、お金持ちになる可能性は高まるとの事です。
ただ金持ちになっても、「日本経済が破綻したら…」とか「資産税導入で資産が没収されたら…」とネガティブな考えは続きそうな気がしますが。
振り返ってみると、資産に関しては若い時は仕事に必死で、アーリーリタイアなど考えず、悩みは無かったと思います。
今までポジティブ思考を持とうという意識は無かったのですが、自分の目標の1つである「50歳で資産2億円」は、「達成できる」と常に意識しようかと思います。
このポジティブ思考がどのくらいの効果をもたらすか分かりませんが、目標を常に意識する事で、新たな投資先を探したり、ビジネスを考えたりする等、行動につなげていこうと考えています。
人に対してもポジティブに
会社で働いていると、給与格差や業務の内容で不公平があります。資産をある程度築いてからは、給与への不満(興味と言った方が良いのでしょうか)は無くなりました。
しかし、どの部署でも一定の数いる「働かない人」への疑問や不満は少しあります。働かない人に対して、文句を言いたくなるのは普通の感覚と思います。
ただ最近同僚と働かない人について、不平不満や悪口を言っても、多少のストレス解消にはなっても、ネガティブな発言をした後には、何となく嫌な気持ちが残る事に気づきました。
また別の機会に、別の同僚から仕事の成果の自慢話を聞く事がありました。「成果」とは言っても、自慢話出来るほどのものではないので、思わず「大した成果ではないね・・・」と思わずネガティブな意見を言ってしまいそうになりました。
そこでネガティブな発言をしたいのを我慢して、相手の気持ちが高揚するようなポジティブな意見を言った所、その後何となくこちらも良い気分になりました。恐らく私の意見を聞いた相手も気分が良いでしょうし、良い関係を継続できるでしょう。
社内全員と仲良くする必要はないと思いますが、周りの人と良い人間関係を続けて行くのであれば、なるべくポジティブな発言をした方が良さそうです。
もちろんその際は、他人の意見を全て取り入れるのではなく、自分の考えもしっかり持って行動するのが大切と思いますが。