長期投資と趣味を増やしてアーリーリタイアを。

長期投資をしながら、趣味を少しずつ増やし、アーリーリタイアを目指す普通のサラリーマンのブログです。

ドルコスト平均法による米国資産の購入開始について

 コロナウィルス感染拡大は、まだまだ収まる気配が見られませんが、各国の経済活動は復活しつつあります。

 

 中にはブラジルの様に経済優先で、ウィルス感染対策は二の次の様な国もありますが…。日本でも患者ゼロにするのは難しく、感染拡大防止をしつつ、経済を回していかなければならないでしょう。

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 最近の株式市場は、コロナショックで3月23日にDow Jonesが約19,000ドルをつけましたが、現在は25,000ドル以上まで値上がりしています。最安値から30%もの値上がりです。

 

 株価上昇の原因は、ネットフリックスなどのIT株が好調である事と、経済復活への期待からと考えられます。IT企業の業績は確かに良いのですが、経済活動への期待は不透明ですので、この先株価がどうなるかは正直分かりません。

 

 実体経済では、失業者と倒産件数が増加しており、今の株価は現状を反映していないのは明らかです。

 

 一方で株高と実体経済の乖離から、少し前は多くの方が「二番底」の可能性を言っていましたが、最近はそのような意見は少なくなっているように感じます。

 

 私も多少の下落は予測していますが、必ず当たるとは限りません。また下落を信じて、上昇する株価を指をくわえたまま待っていては、機会損失になります。

 

定期購入を始めたETF

 米国の個別株やETFは10年近く前から購入していましたが、3月下旬の暴落のタイミングで購入して以来、約1ヶ月間はノーポジションでした。

 

 ようやく株価の乱高下も多少収まり、VIX指数も下がってきたので、以下のETFを少額ずつ定期購入する事にしました。

 

   ・IYR(iシェアーズ米国不動産ETF

   ・VIG(バンガード・米国増配株式ETF

 

IYR

 Dow Jones U.S. Real Estate Indexを対象指数としており、米国の不動産市場全体に投資するETFです。不動産所有・開発及び不動産投資信託REIT)等会社が対象です。

 

 元々不動産投資がしたかったのと、株や債券以外の資産比率を増やしたかったので、昨年からリサーチして、下落を待っていました。

 

 経費率が0.42%と高いのが気になりますが、不動産ETFで米国不動産市場全体に投資できるので選んでいます。米国ではVNQという経費率0.12%の不動産ETFがありますが、SBI証券では購入できないのが残念です。

 

VIG

 10年以上連続して増配の実績を持つ米国株で構成されています。増配株であり、毎年成長している企業が対象になります。

 

 配当利回りが2.0%を下回っているので、配当が比較的高い米国株から考えると、割高かもしれません。

 

 ただ構成株や過去のトレンドを見ても、経済悪化時でも大きな下落がなく、順調に価格が上昇しているのは良い材料といえます。

 

 配当金については、他のVYMやSPYDの様な高配当ETFを購入しつつ、資産全体での利回りで調整していけば良いと考えています。

 

定期購入を開始した理由

 最後に今回ドルコスト平均法の様に、定期購入を決めた理由を紹介します。

 

 ・5年後の社債の満期、アーリーリタイアのタイミング

 ・株価が下落した場合、資産を安価に購入できる

 ・株価が上昇した場合、値上がり益を得ることができる

 

 私のアーリーリタイア計画では、最も早いリタイアは5年後に訪れます。またこの時に所持している社債(利回り1~2%)が満期を迎えます。

 

 社債が無事満期を迎えて、お金が戻ってくるのはうれしいのですが、そのまま現金を持ち続けても、キャッシュフローは得られません。

 

 少なくとも5年後の社債満期に合わせて、キャッシュフローが得られる資産を築く必要があります。

 

 あと今回がリーマンショック以来の10年に1回の暴落ならば、今から5年間は株価が値上がり値下がりのどちらかでも、一方向のトレンドになると思います。

 

 無理のない範囲で定期購入を行い、余裕資金はもちつつ、良い投資先があれば、そちらへ集中投資する事で、「投資のタイミングを失う機会損失」は避けるようにしていくつもりです。

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