以前の記事ではリタイアをする年齢を3ケースで考えている事を紹介しました。それぞれ50歳、53歳、56歳で、その時の子供の年齢を考えた上でシミュレーションしています。
過去の記事はこちら「アーリーリタイアをする年齢とその理由」
50歳でリタイアする場合、あと5年しかありません。気が付けば会社生活も18年以上経過していますが、精神的には若手の頃から変わっていない様な気がします。
5年前というと2015年の時の事ですので、思い出すとつい最近の出来事の様に感じます。年を取ると時間が過ぎるのが早くなるのは、本当かもしれません。
リタイア計画のノート作成
以前はリタイア年齢を明確に決めていなかったので、リタイアまでの具体的な計画は立てていませんでした。今年初めに病気で2週間ほど会社を休み、自分の将来をゆっくり考える機会がありました。
自分の人生を立ち止まって考える機会はこの時初めてであり、アーリーリタイアについて、具体的な計画を立てて、書き出してみることにしました。
アーリーリタイアされた方の経験や本からの受け売りですが、以下のようなことを1冊のノートにまとめました。
①なぜリタイアしたいのか
②リタイアして、何をするのか。
③目標金融資産
⑤目標とする金融資産とキャッシュフロー到達方法
最も大事なのは、①のリタイアしたい理由を明確にすることみたいです。アーリーリタイアしたいという事は、現状に不満を持ち、他にやりたい事がある方と思います。
「リタイアする事」を目標にしても良いのですが、その場合リタイアした時に「なぜリタイアしたいのか」という目的が無いために、やることが無くて結局仕事に戻ったり、お酒やギャンブルにのめり込んだりと、リタイアが上手くいかないケースがあるようです。
現実逃避的なリタイアは上手くいかないのかな…とも考えていますが、逆にリタイア後に何をしたいのかを明確にすれば、上手くいくのではないかと思います。
②のやりたい事は、旅行や釣り、不動産投資など書きました。目標へのモチベーションを高めるためにも考え付いたら、どんどん追加していこうかと考えています。
目標を紙に書いて現実にする
自己啓発系の情報を拝見すると、目標は「紙に書く、見える所に貼る、又は声に出して読む」などすると達成しやすいそうです。
目標を日頃から意識する事で、日々努力するようになり、目標が現実になるようです。
また人間は言葉にすることが現実になるらしく、「私は全くお金が無い、貧乏だ」と言えば、そのまま貧乏な生活を送ることになるそうです。
よって、リタイア目標を「50歳までに、金融資産2億円貯めて、キャッシュフロー(不労所得)を500万円 達成する」の様に紙に書くことで、リタイアに対して日頃から意識するようにしました。
目標と現実で大きな乖離があると、モチベーションを維持するのが難しいので、近々考えている投資計画や途中の目標も以下の様な感じで追記しています。
・2020年 リタイア計画作成、米国リートや債券へ投資
・2021年 SBI債券満期、米国ETFへ投資
・2022年 キャッシュフロー ○○百万円 達成 等々
計画通りに金融資産が増えればよいのですが、途中経過で目標との乖離が大きい時は、自分の頭で「どうやったら目標に近づけるのか?」と考えるのも必要と思います。