最近の話題はコロナウィルス一色で、少し前に騒ぎになった「老後2,000万円」の話題も大人しくなりました。
それよりコロナウィルスによって、失業などで収入が途絶えて2,000万円どころではなく、少しの貯えも無い人も多いようです。
ネットでの情報でも「来月から住宅ローンが支払えない」、「アパートの家賃が支払えない」など、家を失えかえない状態もあるようです。
10万円給付の使い先も日本人ならば「貯蓄」との回答が1位と思いきや、「食費」が1位となっているようなので、かなり余裕がない人が多いと改めて感じます。
1.生活コストを上げない
少し前まで景気が良く、仕事が沢山あり常に人手不足の状態でした。私の会社でも採用活動をしている人事から良い人材の確保が難しいと聞かされていました。
私は2002年の氷河期真っただ中に就職したので、人材不足や景気が良いと言われてもいまいちピンときません。
何時も何かあったら会社を「首になる」という危機感があり、不景気しか感じていなかったため、自然とお金を使わない生活が普通になっていました。
人生において、以下の3つがが三大支出と一般的には言われているようです。車を持つと更にコストは上がります。
①住宅資金 ②教育資金 ③老後資金
従来のイメージですとサラリーマンであれば全て求めたいところですが、先行き不透明な今の時代ですと、考えを改めた方が良いと思います。
いくら歴史のある大企業で働いていたとしても、何時会社が倒産や合併されるか分らず、失業する可能性があると危機感を持って働いています(失業した人を見て明日は我が身と思っています)。
2.若い時から給与以外の収入源を持つ
「明日、来月失業したら?」、「収入が突然途絶えたら?」と考えると、収入源が1つしか無いのは何となく不安に感じていました。
給与以外の収入となると「副業」を思い浮かべます。苦労してやっと就職できた会社なので、入社後5年は本業にかなり打ち込んでいましたので、とても副業する余裕はなかったと思います。
ただ会社では、仕事に真剣に取り組んだおかげで、良い仕事に携わる機会が多かったと思います。採用人数が絞られていた時代だったので、会社の中では若い人が少なく最初から大きな仕事を任せてもらい、今となっては良い経験になったと思います。
平日に余裕はなかったので、休日に何かできないかと考えて始めたのが「株取引」です。確か始める前に本を20冊は読んだと思います。
丁度ネット証券が一般的に知られるようになった時期であり、少額から安い手数料で株取引を始める事が出来たのは良いタイミングでした。
株取引を通して会社の一部を所有するという意味を理解する事ができ、その後の色々な投資につながったと思います。失敗した投資も沢山ありますが…。