仕事が好きな人を除いて、リタイアをしたくても生活費に余裕はなく、普通は容易にできない方が多いと思います。
社会とのつながりを考えて、細々とストレスのない範囲で仕事を続けるセミリタイアには私も賛成です。
ただ『老後資金2,000万円問題』にもあるように、皆さんお金がないから仕方がなくフルタイムで働き続けるのではないでしょうか。
一方、現在様々な働き方があり、40歳台の就職氷河期から20歳台の若い人まで、バブルの時のような派手な時代を知らない為、元々の生活コストが低い人が多いようです。
1.ネット環境向上による固定費低減
アーリーリタイアをする上で、ネットの環境整備は必須と言えます。YouTubeなど昔では考えられなかった無料のサービスが受けられるのはありがたい事です。
また有料チャンネルでもNetflixやdTVの様に、月々数百円で数えきれないの動画を見ることができます。
我家では、応援しているサッカーチームがあり、有料のスポーツチャンネルであるDAZN(ダゾーン)に入っています。サッカーだけでなく、格闘技やスポーツアニメも偶に見るため、結構重宝しています。
2.食料品など生活必需品の安さ
20年位前を考えると買い物は普通スーパーに行っていました。今ではドラッグストアや業務用スーパーをよく利用しています。
品物の品質は?と言われると、正直よく分かりませんが、食料品など生活必需品は工夫次第でかなりコストを抑えることができます。
例えばやきそば麺が1袋20円だったり、豆腐が1丁30円だったりします。大昔(私が子供だった時)、ラッパを持って豆腐を売り歩いていた時代を考えると、品数も増えて金額も併せて選択肢が多くなったと思います。
一方、将来に不安が無いとは言えません。特にインフレによる物価の上昇は、キャッシュ資産を多く持っている日本人には脅威と思います。
コロナショックによる金融不安もあり、各国で金融緩和を行っており、市場に出回るお金(紙幣)の量も莫大なものになっていると思います。
今はこのお金が資産の価格を支えるのに使われているようですが、普通に考えるとこのお金が全世界でバラまかれている事で、インフレに繋がるリスクがあると思います。
生活コストを上げないようにすると共に、リスクヘッジとして、インフレに比較的強い株や商品ETFなど購入した方が良いと考えています。