長期投資と趣味を増やしてアーリーリタイアを。

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インフレとアーリーリタイアについて考えてみた

 最近、物の値段が上がったというニュースが増えたと思います。総務省から2021年12月24日に報告された「消費者物価指数(2021年11月)」を見ると、2021年は2020年と比べて物価が上昇している様です。

 

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 スーパーに行った時、肉の値段が上がったと感じますが、実態は生鮮食品を除く総合指数で顕著に上昇しているようです。中でもエネルギー関連(電気、ガス、ガソリン代)の上昇率が高く、確かに原油価格は高止まりしています。

 

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 今回報告された消費者物価指数の中で、顕著に上昇がみられた食料品は、魚介類(104.5)、肉類(102.1)です。魚介類の中でも特に『生鮮魚介』は107.0となっており、お刺身やお寿司の値段が上がっていると考えられます。

 

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 「魚介類の値段が上がっているらしいよ。釣りは、絶好の趣味でしょう。」と妻に話をしましたが、「魚が高ければ、お肉を買えば良いでしょ。」と一蹴されました。ただ肉類もこの先上がる可能性がありますが…。

 

リタイアとインフレ

 人に依るのでしょうが、私にとってインフレは、リタイア後の生活に対して不安要素になると考えています。例えば不動産を所持して、毎月一定額の賃貸収入が得られるのであれば、インフレは緩和できるでしょう。

 

 また株式もインフレに強いと思いますが、株式から得られる配当所得が急激に増える事は有りませんので、物価が上がれば生活費を切り詰める必要が出てくるかもしれません。原油、貴金属についてはインフレには強いのですが、インカムゲインが無いので、余り当てにはなりません。

 

 年金生活者の方々にとっては、インフレよりデフレが望ましいでしょう。年金支給額は、ある程度インフレを考慮した金額になっている様ですが、インフレによって急に政府の税収が上がる訳でもなく、支給額増を期待できるとは思えません。

 

 現在、資産2億円貯めて、配当所得を年間5百万円(税引き後4百万円)得る事を目標にしています。4百万円の年収ですと、月々33万円の支出ですので十分生活できると思います。

 

 ただ物価が上がって、生活費が2倍になった場合、年間4百万円の収入では生活できないかもしれません。その場合、夢に描いていたアーリーリタイア生活は当然見直す必要が出てくると思います。

 

有効なインフレ対策はあるのか?

 今から出来るインフレ対策としては、株式、不動産など広く投資する位でしょうか。今は主に米国の株式及び不動産のETFに継続的に投資をしています。不動産ETFの経費率が高いのが気になりますが、インフレへに対するリスクヘッジと考えると仕方が無いと考えています。

 

 株式や不動産以外のインフレ対策はあるのか…と考えると、「継続的に働く事」という答えも出てきます。資産形成し、経済的自由を得ながらも、リタイアせずに働く選択肢です。

 

 この考え方は、FIREの内、FI (Financial Independence) だけを達成し、RE (Retirement Early) はせずに、働き続ける事です。確かに、経済的自由を得て、「気に入らなければ何時でも辞める事ができる状態」というのは、仕事のストレスが少しは軽減されると思います。

 

 実際私の場合、金融資産1億円を達成した辺りから、「何時でも辞める事が出来る。」という気持ちになり、仕事のストレスが軽減されたと感じます。この先、資産から得られる不労所得が生活費を上回る様になれば、本当に経済的自由を得られるようになり、よりストレスが軽減されるのかもしれません。

 

 資産や不労所得が増えるほど、ストレスが軽減されるのであれば、インフレ対策の為にアーリーリタイアせず、働き続けるのも選択肢の1つかな…とも考えてしまいます。

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