投資を始めて20年近くになりますが、投資を始めたときに感じていた心境について、書いてみようと思います。
1.投資を始めたきっかけ
約20年前に入社した時は、就職氷河期真っただ中でした。就職活動もかなり厳しく、応募は100社以上出したと思います。また学生時代は理系だった為、研究や論文作成に忙しくバイトする時間がなく、当時はかなり貧乏だったと思います。
今でも覚えている出来事です。入社時に研修で集まった同期との飲み会があり、まだ初任給をもらう前だったので飲み会代の5,000円が払えず、親に借りる位お金がありませんでした。
就職も厳しく、貯金もなかったので初任給をもらった時の嬉しさは格別だったと思います。また「いつ首になるのか」という不安もあり、なるべく貯金していこうと入社前から考えていました。そんな状況なので、なるべく生活固定費を下げようという意識が働き、入社後数年は殆どお金を使わない生活を送っていたと思います。
生活防衛をするとともに。首にならない様に自己啓発を目的とした社外資格取得の勉強のため、図書館に結構通っていました。図書館に毎週末通っていた中で、「ただお金を貯めるだけではもったいないな」と思い、投資に関する本を読みだしたのが、投資を始めるきっかけになりました。
2.投資を始めたことで
色々本を読んで、今では当たり前になっているネット証券を使って投資を始めました。最初は少額で始めながら、今現在まで継続して資産を大きくしています。
投資を始めたことで以下のような心境の変化がありました。
①物欲がなくなった。
②物を買う前に費用対効果を考え、衝動買いがなくなった。
③経済関する記事やニュースを良く読むようになった。
③は当たり前のことですが、①や②の付帯効果でよって部屋の物がかなり少なくなりました。今でこそ「ミニマリスト」という方々が沢山いらっしゃいますが、当時の私も部屋に机、収納付きのベット、PC位しかなく、かなりシンプルな生活をしていたと思います。
学生当時に使っていたテレビを入社後も使っていたのですが、数年後に「必要ないかな…」と考えて、同期にあげてしまいました。その後の引っ越しでは、自分の荷物は布団やPC以外は、大型のスーツケースに収まる位しかなかったです。
全ての人が当てはまるとは限りませんが、投資を行っていくと生活が質素になっていくような気がします。