アーリーリタイア後に働くか分かりませんが、時間を持て余すのであれば、週に2~4回ほどのアルバイトをする事は考えています。ただ現実は50歳を過ぎて再就職先を探しても中々見つからないでしょうし、正直アルバイトも採用されるか分かりません。
中高年男性の再就職について
以前読んだ中高年を対象とした再就職に関する本の中で、会社が新たに人を採用する場合、優先したい人材の順位を以下の様に書いていました。
若い男性 > 若い女性 > 中高年女性 > 中高年男性
上記のように、「中高年男性」は最も企業から必要とされておらず、企業としてはあまり採用したくない人材に入るようです。もちろん、個々人によって性格やスキルが異なりますので、即戦力として直ぐに採用される人もいるでしょう。
一般的に、会社としては動きが良く、物覚えが良い若い人を採用したいと考えると思います。例えば接客業であれば、顧客への対応等を考えると、中高年男性を積極的に採用したいとは思わないでしょう。
一方で女性の場合は、年をとっても他人と上手くコミュニケーション取れる人が多く、沢山の女性が接客業で働いているのを見受けられます。
事務系より現場系の資格が有利か
デスクワークで仕事をしてきたサラリーマンにとっては、再び仕事をする場合、PCのスキルを生かした事務系の仕事を求めたくなるかもしれません。ただ事務系の仕事は雇用するパイが少なく、大体若い人を採用する事が多いので、中高年男性が入る隙間はないと思います。
経理であれば…と考えて、簿記の資格を取ったわけではありませんが、簿記の資格を持っている事で、事務系の仕事に再就職できる確率は上がるかもしれません。ただ簿記2級の資格を持っていたとしても、経験もない50歳台の中高年男性を採用するかというと…まあ無理でしょう。
年を取った男性が働ける場所が無いように感じますが、ある程度体が動くのであれば、現場系の仕事はニーズがあると思います。私が所持している資格で使えそうなものは、以下の様なものでしょうか。
・ボイラー技士
・衛生管理者
他にも色々所持していますが、活用できる職種の範囲が限られており、難易度に比べて使えない資格が多いです。
危険物については、「ガソリンスタンド」を想定しています。一応、全ての危険物も取り扱える「甲種危険物取扱者」を所持していますが、必要なのはガソリン等を取り扱える乙種4類です。
セルフガソリンスタンドが増えて、従業員の必要人数が減ったとしても、機械故障等のトラブル対応が出来るように、1人は従業員が居るように見受けられます。また夜間も従業員が必要になりますので、中高年男性にも一定のニーズはあると考えています。
フォークリフトについては、今年取得したばかりですが、倉庫内作業で活躍できる資格と思います。私の会社の倉庫内の荷物移動(搬入、搬出)は手作業や車を使う事は無く、すべてフォークリフトを使っています。
小さな倉庫内で少ない荷物を運ぶのであれば手作業で良いのかもしれませんが、物流センターなど大きな倉庫で働くので有れば、フォークリフトは必須の資格と思います。もちろん、経験は必要と思いますが、車の運転と同じで、毎日仕事で運転していたら、慣れると思います。
その他、ボイラー技士や衛生管理者を「使えそうな資格」として挙げていますが、ボイラーを有する職場(ボイラー技士)や従業員が一定以上いる職場(衛生管理者)にとって必要な資格であり、その資格を所持していたら少しマシという事で、再就職の選択肢が少しだけ増える、といった感じでしょうか。