簿記試験まであと3週間を切り、日課にしていた早朝に加えて、会社の終業後や週末の勉強も始めました。学生時代は、勉強が仕事みたいなもので余り意識していませんでしたが、会社に入ってから勉強が必要とは考えてもみませんでした。
私にとって、勉強する時の重要なポイントとして、「勉強する場所」があります。多くの人は、自宅で勉強するのでしょうが、私の場合は家では殆ど勉強しません。
自宅には色々な誘惑があり、私にとって自宅とは「休息を取る場所」となっています。また子供と触れ合う機会が休日しかなく、自宅で家族で団らんするは私の楽しみと思います。
学生時代の予備校と図書館
過去を振り返ると、中学生までは自宅で勉強していたと思います。自宅以外で勉強するようになったのは、大学受験での自宅浪人からだと記憶しています。
高校受験までは家で勉強していたのですが、家には勉強の集中を阻害するような誘惑(テレビ、ゲーム、漫画)があります。
高校入学後は全く勉強しなかったので、高校卒業時に入れる大学が無く、自宅浪人生になりました。「自宅浪人」なのに自宅で勉強しないというのは、おかしな感じですが、図書館や予備校の学習室を使って勉強していました。
予備校には通っていなかったのですが、予備校で単発の講座を1つだけでも履修すると、自由に予備校の学習室に出入りできます。予備校には学習室だけでなく食堂もあり、予備校生でもないのに結構お世話になりました。
予備校に普通に通い、授業を1年間受講すると数十万円はかかります。しかし講座1つだけならば、1万円程度で収まります。
当時は親に申し訳ないという気持ちで、浪人でかかった学費をそれまで貯めていた自分の貯金で支払いました。予備校代は当然高いので払えず、当時は通信教育(Z会)を申し込んで勉強していました。
予備校の学習室以外の場所として、「図書館」が挙げられます。これは今でも利用しているのですが、図書館には本を読むスペース以外に勉強するスペースを設けている事が多いです。
昔は考えられなかったのですが、最近では熱中症対策の為、ペットボトルや水筒など蓋つきの飲み物ならば持ち込みOKなようです。流石に食事は出来ませんが、少し離席して図書館の外に出れば、直ぐに食事を取ることが出来ます。
予備校はこの年で行く事は出来ませんが、図書館は静かで冷暖房が完備されており、勉強する場所として適した施設と思います。
勉強部屋
私が住んでいる街には、無料で勉強部屋を開放している場所があります。恐らく市とNPO法人が共同で運営しているのでしょうが、朝9時~夜21時まで開いています。
この施設はかなり古く、私が会社に入社した当時からあり、過去に取得した資格試験の勉強ではお世話になりました。
最近簿記の勉強を始めたので、会社の帰りにこの施設に通っています。この施設の勉強部屋には、20~30人座れますが、昔私が通い始めた頃はガラガラだったのに、今は学生さん達が沢山勉強しています。
テスト期間にもなりますと、座席がすべて埋まり、入館する事が出来ません。またコロナの影響で、座席数が減った事も影響しているようです。
学生、しかも高校生の中でおっさん1人が学生に混じって勉強しているのは、学生さんからすると、おかしく映っているのかもしれません。
おっさんは図々しいので、学生からの目線は気になりませんが、学生が必死に勉強しているのを見ると、こちらのやる気のモチベーションが上がります。
一方で、会社では勉強している人は、殆ど見たことがありません。ただ私が知らないだけで、家で勉強しているのかもしれませんが。
意識しないと社会人になると勉強する機会は無くなりますが、毎日少しずつでも勉強を継続する事で、数年すれば他人との差が大きく開くと思います。