簿記試験まで残り一ヶ月を切りました。毎日朝と夜に合わせて2時間くらい勉強していますが、簿記2級の内容を理解するのに手間取っています。
私が勤めている会社はメーカーであり、今まで製造や生産管理の業務に関わった事があるので、「工業簿記」の内容は比較的理解が早かったと思います。
現在商業簿記の中の「連結会計」の勉強をしていますが、一度テキストを読んで、問題を解いただけでは理解できない点が多いです。元々連結会計は、簿記1級試験の範囲だったようです…。
内容が理解できない状況は、簿記の勉強を始めたばかりの時と同じで、最初「売掛金」、「買掛金」、「貸倒引当金」など、聞いたことが無い言葉を理解するのに、苦慮しました。
現在では3級の内容は、半年かけて勉強したので、今は問題なく理解できます。2級の理解できていない内容も、何度も勉強を繰り返すことで、いずれ理解できるようになるでしょう(希望的観測ですが)。
2級は3級の延長戦位に考えていましたが、範囲の広さや内容の深さは格段に違うと思います。これが1級になると、更に難しくなるのでしょうが…。
どの位難しいのか、ネットで1~3級簿記の難しさを調べてみました。書かれていたイメージは、級が上がる毎に3倍難しくなるらしいです。という事は、1級は3級の9倍難しいという事しょう。
今まで数多くの資格試験を勉強してきましたが、多くの資格は理解というよりも「覚える」事に重点を置いていたと思います。中には簿記試験の様に、筆記試験もありましたが、殆どがマークシート形式でした。
一方簿記は「覚える」よりも「理解する」事に重点を置いた勉強が必要になります。特に理解しないと、経理などの実務では使えないと思います。
「覚える」勉強は、短時間でも詰め込めば試験に対応できると思いますが、キチンと内容を「理解する」には、時間をかけてゆっくり取り組むべきかと思います。
ただ試験日からあまり時間が無く、ゆっくり取り組む余裕もありません…。今は2,3級の同時合格を目指していますが、理解しないまま運よく合格…という可能性もあります。
試験本番は、11月15日です。10月中はテキストとテキストに付随した問題を解いて、11月に入ったら過去問中心に勉強するつもりです。
6月に3級試験を受けるために勉強していましたが、この時は過去問を解いていませんでした。6月の試験についてはコロナで中止になりましたが、試験中止後に過去問を見た時に、テキストの問題とかなり傾向が違う事に驚きました。
内容を良く見ると、テキストの問題と難しさは変わらなかったのですが、傾向が違った為、過去問を解かずにテスト本番に挑んでいたら、恐らく慌てたと思います。
また過去問を見ると、問題の内容が毎年似たようなパターンであり、出題される項目がある程度決まっている事が分かりました。勉強の仕方としては、最初はテキストをよく読み、合わせてテキストの問題を解いて内容を理解する事が大事と思います。
ただし本番のテストに慣れるためにも過去問を解いて、実際の試験に慣れた方が本番で落ち着いて対応できると思います(この勉強方法が良いのかは、合否結果が出てからになりますが)。
テスト本番まであまり時間が残されていませんが、少しでも時間を作って2,3級のダブル合格を達成したいと考えています。