政府は、現金払いの代わりにキャッシュレスを増やそうと色々な取り組みをしています。私も昔よりクレジットカードやポイント払いを使うようになりましたが、未だに支払いの主流は現金です。
キャッシュレスを増やすだけが目的ではないのでしょうが、政府は「マイナンバーカード」の普及をするために、カード申込者にマイナポイントと呼ばれる優遇制度を出しています。
私と妻は、マイナンバーカードが発行された時に、直ぐに手続きして入手しています。マイナンバーカードは身分証明書になりますが、通常は持ち歩いていませんし、運転免許証で済むので、余り使う事はありません。
唯一使えるとすれば、「ふるさと納税制度」を利用する時くらいでしょうか。ふるさと納税制度で簡単に手続きできる「ワントップ納税制度」を利用する時は、添付資料としてマイナンバーカードの両面コピーがあれば、簡単に手続きが済むので結構便利です。
マイナポイントについて
マイナポイントは、総務省がマイナンバーカードの普及を目指す為に出した補助制度です。手続きが複雑と思い、申込するつもりは無かったのですが、妻の母親から手続き出来たと聞いたので、調べてみました。
妻の母親は、現在70歳でスマホは持っておらず、機械には弱い方です。そんな人でも手続きできたと聞いたので、ハードルは低いと考えました。
マイナンバーカードを持っていない人は、カードの申し込みからするのでしょうが、既に私はカードを持っているので、ポイント還元を受けるためのマイナポイント予約から行いました。
スマホがあれば、自宅でスマホからマイナンバーカードの読み取り(実際にスマホに接触させ、読み取る)を行う事が出来ます。ポイント申し込みには、以下の4つの準備が必要です。
①マイナンバーカード
②マイナンバーカードの暗証番号(パスワード)
③ポイント還元を受けたい電子決済
④スマートホン
ちなみにポイント還元を受けられる電子決済は、(1)電子マネー、(2)QRコード決済、(3)クレジットカード などから選ぶことが出来ます。ポイント還元率は各社異なり、使用頻度や還元率の高さ、使えるお店などを考えて選ぶと良いと思います。
私の場合、以下の理由からWAONカードを選びました。
・使えるお店が多い(イオン系列、ローソン、ファミマ、マクドナルド等)
・還元率が高い(最大20,000円のチャージで7,000円分キャッシュバック)
総務省のホームページでは、還元率は25%の様ですが、WAONカードはさらに10%上乗せして、35%のキャッシュバックが受けられる様です。
WAONカードの存在は知っていましたが、今まで使ったことはありませんでした。ただ家から一番近いスーパーはイオン系列ですし、コンビニも偶に利用するので、これからの買い物で使う事が多くなると思います。
少し残念なのは、コンビニの中で最も行く頻度が高いセブンイレブンでWAONカードが使えない事でしょうか。
手続き後の現金チャージとポイント還元
スマホとマイナンバーカードがあれば、10分位で手続きが完了します。難しいと考えていましたが、あっけなく完了して拍子抜けしました。
これならば70歳の方でも簡単に手続き出来ると思います。ただ、妻の母親はスマホを持っていないので、恐らく市区町村窓口、郵便局、コンビニ、携帯ショップなどに設置された端末で手続きしたのでしょう。
手続きが完了したので、早速家の近くのイオン系列のスーパーに行き、ポイント還元上限である20,000円をチャージしました。チャージ後、残高が27,000円(チャージ分20,000円+キャッシュバック7,000円)になると想定していましたが、結果は20,000円…。
「あれ?おかしいな。」、「これはもしかしたら買い物をした時に35%引きになるという事かな?」と考え、買い物をしてレシートを見ましたがキャッシュバックならず…。
「えっ? 何で?」と思って家に帰ってネットで調べた所、ポイント還元はチャージした翌月末以降に行われるとの事でした。完全に私の早とちりです。
チャージ後のポイント還元の受取
カードにチャージした現金は戻ってきませんので、手続きを間違えて手元の現金が電子マネーに変わっただけかと思ってしまいました。
キチンと手続き出来たのか、イマイチわかりませんが、結果が出る翌月末以降のキャッシュバックが待ち遠しい所です。