今考えているリタイア後の生活は、ストレスのない範囲で働くセミリタイアを想定しています。イメージとしては、週に2~3日働く感じです。
リタイアした後は、50歳以上になっているので、働ける業種は限られてくるでしょう。またアルバイトでも良いかもしれませんが、経験が必要になってくるかもしれません。
以前の記事で、リタイア後に役に立ちそうな資格について書きました。
過去の記事はこちら
電気工事士という仕事
過去の記事では、①大型自動車免許、②フォークリフト運転免許、③危険物取扱者免許 の3つを紹介しました。私の会社では、色々な技術者がいますが、60歳以上はもちろんのこと、65歳以降も会社に残って働いて頂いています。
その中でも「電気工事士」の方は、70歳を超えて働いている人もいます。私が認識している範囲だけの情報ですので、一般常識とはかけ離れているかもしれませんが、ずっと働ける最強の資格ではないかと勝手に考えています。
事実、私の会社では電気工事士の資格を生かして働いている方々がいらっしゃいますが、60歳の定年を機に技術力を買われて、他社で好待遇で迎えられる人もいます。また社内でも、その方が望めば65歳以上も残って働いて頂いています。
若い方の中には、会社で実務経験を積んで、より待遇の良い会社へ転職される人もいます。知識と経験を積んだ電気工事士の人材確保は、結構難しいものがあります。
ちなみに電気工事士は、工事できるレベルによって第一種と第二種に分かれています。またこの資格が無いと、電気工事が出来ないようになっています。
例えば建物(家、マンション)、インフラ(鉄道、発電所)、建設現場などの電気工事は、全て電気工事士が行います。かなり広範囲であり、正直私も専門外なので全て把握できていません。
仕事で電気工事の内容の説明を受けることがありますが、電気回路図などの図面は正直シロウトには分からず、ほぼブラックボックスで彼らにお任せ状態です。
私の専門技術は電気とはかけ離れているので、今更電気工事士を目指すつもりはありません。ただ今私が中高生で、将来の進路を考えていないようでしたら、電気工事士の専門技術の取得を勧めると思います。
電気の専門技術とは言っても、大学で電気の研究をするのではなく、資格をもちつつ現場で知識と経験を積んで、レベルの高い電気工事士になる事を目指した方が良さそうです。
電気を生み出す発電所は、原発や火力からクリーンな太陽光や風力発電に置き換わる可能性は高いでしょう。
ただしインフラとして、ガスだけになる生活は考えにくく、電気を使い続ける事はこの先続くと思います。
電気を使う設備をメンテナンスできる電気工事士は、今後も必要とされる仕事であり、恐らく無くてはならない業種と思います。