忙しい部署、というよりラインの管理職から部下無管理職になって約1ヵ月が経ちました。最初は仕事の環境の変化に戸惑いましたが、新しい仕事にもボチボチ慣れてきました。
当初は、「暇な部署でやる事が無いとどうしようか。」と考えていましたが、自分で進んで仕事を受けていたら、色々な仕事を頼まれる様になりました。
まあ仕事は忙しすぎるのは嫌ですが、暇なのも考えものですので、適度に忙しい位が良いと思います。先日少し上の先輩と働き方改革によるこの数年の職場の変化について話をしました。
その先輩は、今でも夜9時や10時まで働いているのですが、昔は毎日夜中の12時過ぎまで仕事をしていたので、「今は楽勝だ。」と言っていました。私の会社では、始業は8時ですが、その先輩は朝7時には仕事を始めているので、毎日12時間以上は働いていることになります。
私の場合、朝は早い(朝5時半頃には会社に居ます)事もあって、大体夜7時頃には思考力が低下するので、それ以上の残業はしていません。
確かに10年以上前、係長だった時は毎日夜11時過ぎまで働いていたのですが、今でも「なんであんなに夜遅くまで働いていたのだろう…。」と思います。
そろそろ勉強時間を増やさないと
4年前に “簿記” という新たな分野の勉強を始めましたが、その当時は45歳。あと1~2年で50歳になります。年も取っているので勉強した知識が脳に定着しているのか、正直自分でもわかりません。
勉強を始めた当時に既に老眼は始まっていたので、テキストの小さい文字が読めず、若い時と比べて勉強に対するハードルが上がったな…とその当時痛感しました。
それでも2年前に日商簿記2級を取得し、部署が変ってからも細々と簿記の勉強は続けていました。ラインの管理職だった期間は、勉強時間の確保が困難でしたが、今は自分の裁量で仕事をコントロールできるので、勉強時間を増やせるはずです。
早朝の簿記の勉強(1時間)は、ずっと継続してるのですが、更に簿記の勉強時間を増やす事、出来れば英語の勉強時間を確保する事を考えています。英語については数年前からの課題で、未だに何もできていません…。
現状やっている英語の勉強は、徒歩通勤時に英会話を聞く事位しかしておらず、もっとReadingやSpeakingの能力を向上したいと考えています。
なぜ勉強するのだろう
最近では社内でも “リスキリング” という言葉が聞かれる様になりました。ただ色んな人に聞いても、具体的に何を勉強すれば良いのか、よく分からない様です。
簿記の勉強は会社の財務会計の知識だけでなく、自分の趣味である「投資」に役立つと考えています。仕事とは関係ないのですが、日商簿記1級を取得した後は、FPを取得したいと考えており、投資を通じて生涯勉強したいと考えています。
英語については、リタイア後の海外へのロングステイか出来れば海外で働く事を考えており、また過去に駐在員をした経験から、英語は使いこなせないと困ると感じたからです。
新規事業の開拓を考えている会社であれば、全く別のスキルもアリでしょうが、一般的な日本企業が想定している “リスキリング” とは、『仕事(会社)にとって役に立つスキルの取得』と思います。
人によっては、プログラミングなども勉強している人もいるようですが、社内で使う人は限定されており、また人事異動で全く関係ない部署で働く場合、折角得た知識も役に立たないと思います。
そう考えると『リスキリング』は仕事に拘らず、自分の興味のある事、リタイア後などのセカンドキャリアに役に立つような事について勉強した方が良い様な気がします。