アーリーリタイアは、早くて5年、長くても10年先にすることを決めています。事前に伝えてようと親にも話をしたことがありますが、親の世代は会社は定年まで働く考えが普通であり、アーリーリタイアは理解できないようです。
私の父は約10年前に67歳で他界しましたが、60歳の定年後も働き続けていました。私とは逆の考えで仕事が好きだったようで、「最低でも70歳までは働きたい」とよく言っていました。
その様な家庭環境だったので、母親にリタイアの話をしても、仕事が好きだった父親との比較になるので「仕事を辞めて何するの?」と毎回言われます。
自分で考えている定年後の行動計画は、まだまだ具体性に欠ける所も多く、価値観の違う親を納得させるのは難しいと思います。ただ1つだけリタイア後1年間は、何もせずにゆったり過ごそうと考えています。
1年間の休みについて
アーリーリタイアをしようと考え始めた時には、ゆっくり休む計画は入っていませんでした。この考えは、ロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん、貧乏父さん」の本から影響を受けたものです。
本の中で、著者が47歳でアーリーリタイアを達成した時に、「1年間何もせず、自分の人生を振り返る時間を持つ」理由について書かれていました。
我々は小学校に入ってからずっと勉強し続け、会社ではずっと働き続けて、立ち止まって自分と自分の周りを考える暇は無かったと思います。
一生懸命働いて子育てが終了し、会社の第一線から外れ、気づいたら定年を迎えているのが普通の人生でしょう。動きの速い現代社会では、その様な普通の人生を送るだけでも難しくなりつつあります。
若くしてアーリーリタイアできるという事は、全ての人が達成できるものではなく、その有難みを感じると共に、自分の人生を振り変えることで他人に感謝する気持ちが持てる事が本には書かれています。
私も以前そうでしたが、人は余裕がないと他人に優しくすることはできず、更に余裕のない人生を歩んでしまうように思います。
1年間の休みに何をするのか
アーリーリタイアを達成した方々の情報を拝見すると、リタイア後1年間は失業保険をもらうための職安での就職活動や税金及び健康保険の手続きなど、色々やることはあるようです。
ただ毎日就職活動や手続きをするのではないので、それなりに時間はあると思います。しかし、その空き時間に家でゴロゴロしていると、妻や子供から嫌がれるでしょう。
今考えている計画は、数日から2週間かけて徒歩と公共交通機関で日本の各地を放浪する旅です。海外でも良いのですが、それなりに準備が必要と思いますので、その時考えようかと思います。
会社への徒歩通勤のおかげでウォーキングの良さに気づき、できれば日本の名所を歩いて回りたいと考えています。
軽自動車の荷台を改造して車で日本1周し、宿泊は車中泊…というも考えましたが、長距離運転の大変さと、年なので無理は出来ないと考え、電車やバスを使うことにします。
移動は青春18切符、宿泊はビジネスホテルやネットカフェを利用してなるべく安く済ませ、食事だけはご当地の豪華な物を食べるとか…安価に済ませる為の計画作りが楽しくなりそうです。
リタイア後の放浪旅行については、妻に話したことは無く、まだ私の頭の中だけの妄想ですが、少しずつ現実的なものにしていきたいと思います。