先日、サラリーマンで節約しながら金融資産1億円を貯めた人の本を読みました。図書館で何気なく手にした本でしたが、自分の境遇と似た点及び共感できる内容も多かったです。
著者は就職氷河期だった2003年に大学を卒業した事から就職活動では苦労されたようです。何とか1社採用を勝ち取り、入社したと思ったら…ブラック企業。当時はよくある話でした。
著者が入社した会社は、当然残業代は出ず、月の残業時間も200時間を超えていたとこか。私も2002年に今の会社入社しましたが、同じ状況でしたので当時はどの会社も似たような感じだったのでしょう。

「このままだと定年前に死ぬかも。」と考え、入社した直後からFIREを目指して節約生活を突き進むことになったそうです。
ちなみに当時の給料の手取りは19万円。住まいは会社の寮だったので、家賃は殆どかからず、月の生活費を4万5千円として、残りは全額貯蓄に回したそうです。
私自身も入社時は会社の寮で、家賃は月5千円と破格でした。当時は車も持っていなかったので、月々の生活費は3万円位とこの本の著者より少なく、当然残りは貯蓄と投資に回していました。
私の場合、その後結婚したのと資産も順調に増え、気持ちに余裕が出てきましたので、入社当初から生活レベルは格段に上がっています。
一方でこの本の著者はその後も独身を貫き、株主優待などを活用して食費を落とし、入社当時より支出が減っているとの事で、50歳前に金融資産1億円を達成しています。
独身で50歳、金融資産1億円もあれば少しは贅沢しても良い気がしますが、著者は今の生活スタイル(節約生活)が心地よく、今更変えるつもりはないとの事。家族持ちとしては流石に真似できないですね…。
リタイア可能による最近の意識の変化
話は急に変わりますが、私も昨年で50歳に達しました。会社の早期退職制度の適用年齢になった事、何時でも退職できる位の資産が貯まった事から、依然と比べてかなり意識が変わったと思います。
50歳を境に自分の中で変わった事と言えば、
①(役員等)偉い人に仕事の成果をアピールしなくなった。
② 仕事に対して更に真剣に取り組むようになった。
でしょうか。
①(役員等)偉い人にアピールしなくなった。
出世をしたいのであれば、自分の成果(人にとっては部下の成果も?)を役員などの偉い人によりアピールする必要があるでしょう。
サラリーマンにとっては、自分の仕事の結果を上司に報告する義務があると思いますが、報告時に 『これだけ成果を上げました。』とアピールするのも大事です。
アピールとは言っても媚びを売る訳ではなく、サラリーマンは会社の原資を使って成果上げる必要がある為、成果を報告する必要がある、という単純な話です。
私も仕事の報告は "義務" と考えていますので、上司に報告しますが、成果が上がった時や役員などの偉い人に報告する際は、なるべく部下を表に出すようにしています。
どうせ数年先には退職する身ですし、それよりは優秀な部下を全面に出して役員に若手の顔を覚えてもらった方が会社の為になるでしょう。
②仕事に対して更に真剣に取り組むようになった。
「どうせ数年先には退職するのだから…」と考えて、手を抜くのはアリと思います。ただ退職後は、会社の看板は外れて、1人の人間として評価されます。
恐らく退職後もどこかの職場で働く事になると思いますが、今の仕事で手を抜いた場合、新たな職場で通用するとは思えません。
50歳を過ぎて1からスタートと考えると、当然新入社員の様な若手に指示されたり、教えて頂く機会があると思います。そんな中で今の役職の意識のままですと、新しい職場では上手くいかないでしょう。
それは仕事だけでなく、地域社会に溶け込んでいく時も同じと思います。今まで仕事がメインでしたので、地域活動には殆ど関わってきませんでした。
子供の行事で偶に地元のお祭りや運動会に参加した事はありますが、何時も拝見する地域の役員の方々は顔も広く、少し羨ましい気持ちになる時もあります。
そう考えると、「仕事に真剣に取り組む」というよりも、『年齢職位関係なく相手を尊重して接する。』というのが正解なのかもしれませんね…。