先日の記事で、2025年上半期における配当収入について書きました。まだ半年の評価ですが、1つの目標だった「月20万円の不労所得(配当所得)」を達成する事が出来ました。
また月20万円であれば、田舎であれば何とか生活できると書きましたが、我家は持家ではなく、賃貸ですので現実的には難しいと思います。
あと持家で家賃がかからないとしても、月20万円で家族3人が暮らすのであれば、余り余裕のある生活は送れないでしょう(特に最近の物価高では)。
月30万円あれば生活できるのでは?
では月30万円であればどうかというと、恐らく今の生活レベルであれば問題ない…と考えています。ちなみに大まかな出費としては、
生活費(妻に渡す分) 15万円
家賃 8万円
水道光熱費 2万円
通信費 1万円
雑費(保険料等) 4万円
合計 30万円
の様な感じでしょうか。かなり大雑把な計算ですが、昨年の実績で給料収入から手元に残ったお金を計算すると、年間400万円位の出費でしたので、大きくは外れていないのでしょう。

ちなみに「雑費(保険料)」とありますが、我家では全く生命保険に入っていませんので、車の任意保険や税金、今住んでいる賃貸マンションの火災保険料になります。
生命保険は会社から半強制的に入会した掛捨てのものです。生命保険に対する私の考え方は、『十分な資産があれば生命保険は不要』ですので、今の所入る事は考えていません。
ただ「相続」 が気になる年齢になったら、相続税の中でも生命保険に対する控除が一部あるようですので、それだけは入ってもいいかな…と考えています。
意外と大きい社会保険料
話は変わりますが、先日病院に一時入院しました。「入院」とは言っても一泊二日の検査入院であり、検査結果も問題ない内容でした。
病院代については、手持ちが無かったのでクレジットカードで支払ったのですが、請求額が4万円を超えたのには驚きました。
一泊二日とはいえ、簡単な検査と夜と朝の病院食で4万円…国民健康保険があるので3割負担で済んだのですが、実費であれば13万円もかかっていたことになります。恐るべし病院代。
今まで病院は滅多に行く事はなかったのですが、最近会社の健康診断でひっかかるようになり、二次検査等で行く頻度が増えたと思います。
風邪やインフルエンザ、コロナウィルスであればそれほど病院代もかからないような気もしますが、今回のように特別な検査をする場合は、数万円単位でお金がかかります。
アーリーリタイア後も病院に行く可能性もありますし、年を重ねる度に行く頻度も増していくでしょう。よって、リタイア後にも国民健康保険はかかる事になります。
あとよく考えると年金も今は厚生年金で半分会社が出してくれているのですが、リタイア後は「国民年金」に切り替わることになります。
国民健康保険 15,742円
国民年金 17,920円(令和8年4月より)
となります。何れも一括払いで安くなるようですが、月額で3.5万円近くも支払う事になります。つまり、妻と2人ですと7万円近くになりますね。
リタイア後の生活、出費については詳細な計算をした事はないのですが、月々7万円もの出費が増えるのはよく考える必要があります。
資産額や配当収入を増やす事には際限がないですが、リタイア後にかかる費用については「生活費30万円 + 社会保険料7万円 + α」で40万円位要るかもしれません。
これは流石に不労所得だけで生活する、「Fat Fire」は難しいと思います。やはりSide Fireやバリスタ Fireが現実的、と改めて思いました。