トランプ大統領の関税政策を発端に、各国で関税対策を行う「関税戦争」が起きています。おかげで株価は暴落して、私の資産も減少中です。
過去に起きた株価の暴落は、2000年頃に起きたITバブル、2008年のリーマンショック、まだ記憶に新しい2020年頃のコロナショックがあります。
私が投資を始めたのはITバブルがはじけた間もない事でしたが、リーマンショックとコロナショックは経験しました。
リーマンショック時の体験
今回の株価下落が一時的なものか、それとも過去に発生した暴落と同じように数ヶ月、または数年間下落基調が続くのかは分かりません。
コロナショックは一時的な暴落で直ぐに株価は再上昇したのですが、リーマンショック時は、株価は下がり続け、また数年間低位で推移しました。
今でも記憶していますが、所有していた殆ど全ての株価が毎日下落していたのをゲンナリしながら見ていました。
この時はまだ毎日資産管理をしていたのですが、流石に毎日減少していく資産を見るのは気分が落ち込むので、2日に1回⇒1週間に1回⇒1ヶ月に1回…と見る頻度が落ちていきました。
ちなみに2008年当時は、ほぼ日本の個別株にしか投資しておらず、現在の様な定期定額でETFを購入する、という取引はしていなかった為、リスクをとっていたと思います。
下記のグラフは、リーマンショックが発生した頃 「2007年1月~2008年12月の2年間」の資産推移です。
リーマンショックが起きる前の2007年1月頃の資産額は11百万円でしたが、2年後の2008年12月末は11.5百万円位になっています。2年間で0.5百万円しか増えていないことになります。
この時は今より投資知識が無く、また総資産の9割以上を日本株に投資していた為、余裕資金が無く、株価が下落しても追加投資はできませんでした。
よって、追加投資も所有している個別株の売却もせず、給料収入で得られる現金(預貯金)が増えるだけでした。
つまり現金が増えているのに対し、それを株価下落で相殺される、という状態が数年間続きました。今でも思いましますが、この時は投資を止めようか…と思ったことも。
今回の下落は続くのだろうか…
一方でコロナショックでの株価暴落は、下がり幅は大きかったとは言え、数ヶ月で反転しました。この時は、各国が財政支出を行い、市場にお金をばらまいた事で大きな混乱にはならなかったと思います。
では、今回の下落はどうかというと… 『正直分からない。』というのが率直な意見です。株価の上昇、下落の予想が出来れば、今頃もっと資産は増えているでしょうし。
ただコロナショックが『コロナウィルス』というほぼ自然災害に近いものに起因したのに対し、今回は 『関税政策』という人が手を加えて起きたものであると考えると、暴落期間は短いかもしれません。
このまま株価が下がり続ける事は、各国、特にアメリカ経済にとって良くない事ですし、トランプ大統領への支持率にも悪影響が起きるでしょう。
一旦上げたこぶしを下すのは難しそうですが、株価下落が続き、アメリカ経済が傾き始めたら、トランプ大統領は何らかの対策をするのではないか、と予想しています。
それこそリーマンショックの時の様な、数年間株価が低推移する、という事はありえないと予測しています。そう考えると、今回の暴落は絶好の買い場になるかもしれません。
もちろん、逆(下落が長期化)になる可能性もあります。私の予想はあくまでも個人的な見解なので、「投資は自己責任」で。