以前の記事にも書きましたが、FIRE (Financial Independence Retire Early) という言葉も最近では日本でも広く知られるようになりました。一方で調べてみると、FIERにも色々種類が有る事が分かりました。
私のFIREに対する認識は、「働かず(生活レベルを落とさずに)、不労所得のみの収入で生活できる状態」です。ただ世間ではこの状態は、Fat (ファット) FIRE というらしいです。
以下がネットで調べたFIREの種類です。こうしてみると、色々あるんですね。
色々あるFIREの種類
ファットFIRE
・仕事を完全にリタイアして、資産運用の利益だけで生活水準を落とさずに生活する。
リーンFIRE
・仕事を完全にリタイアして、資産運用の利益だけで質素な生活する。
サイドFIRE
・資産運用をメインの収入源にしつつ、副業で足りない部分を補う。
バリスタFIRE
・資産運用の利益と低ストレスなパートタイムの仕事で生活する。
コーストFIRE
・資産運用の利益で老後の生活費を確保した後、好きな仕事に転職する。
詳細を確認すれば、違いがあるのでしょうが、「サイドFIRE」と「バリスタFIRE」の違いがイマイチ私には分かりません。特に「コーストFIRE」については、本当にFIREなのか、良く分からない所です。
働き続ける事がお金以外の目的であれば、FIREなのかもしれませんが、生活費を稼ぐ目的であるならば、「ファットFIRE」と「リーンFIRE」以外は厳密にいうとFIREでは無いのかもしれませんね。
ちなみに「コーストFIRE」は、別に今の仕事を続けてもよく、老後の生活費を確保した事で、節約生活を続けなくてよくなった状態みたいです。
FIRE後も働き続ける理由
自分が今まで目指していたリタイアの姿は、「サイドFIRE」かと思っていましたが、改めて解説を見て、私が目指している姿は「バリスタFIRE」である事が分かりました。
リタイア後の姿としては、不労所得の収入で暮らせる「ファットFIRE」を目標にしていますが、
・社会との繋がりを持つ事
・リスクヘッジの為、収入源を複数持つ事
を考え、ストレス無い範囲で仕事は続けて行こうかと考えています。社会との繋がりを持つのであれば、別にボランティアでも良いのかもしれませんが、働き先がある内は仕事をしていた方が良いと考えています。
ボランティアについても、出来れば自分が住んでいる街のイベントに参加する事で、地域住民との繋がりを作る事が出来れば…と思います。
若い時は、「全く働かない状態」に憧れを持っていましたが、年を取ると人とのコミュニケーションの重要さを感じます。
「人とのコミュニケーション」というと最も近いのは家族になります。子供は何時かは独立するので、期待はしていませんが、妻はこの先ずっと一緒に暮らしていくので、大切な存在と言えます。
「何時かはリタイアして、好きな事をしたい。」と昔から妻には言っていますが、よく考えると、今まで私自身仕事に追われて家の家事を全くしてこなかったので、妻も不満は溜っていると思います。
妻とは土日に話す時間を取っていますが、リタイア直後に「熟年離婚」という可能性も…あるかもしれませんね。
ある意味、「働いてお金を稼ぐことで存在価値が認められている」と思っているので、リタイア後に働かずに家でゴロゴロしていると、煙たがられてそれこそ「離婚」になりそうな気がします。気を付けないと…。