先日から急にアメリカの銀行が経営破綻するなど、株式市場が大幅に下落する事態が起きています。
ちなみに経営破綻した銀行は、資産規模全米16位のシリコンバレー銀行、資産規模全米29位のシグネチャー銀行だそうです。16位というと結構大きな銀行ですね。
今回の下落でどの位金融資産が減少したのか確認していませんが、凡そで見積もった感じでは500万円位は減ったような感じがします。
仕事が忙しくて毎日株式市場を眺める事が出来ない為、月に1回だけ金融資産の総額を確認し、ブログの記事にしています。このまま市場の悪化が進むのであれば、3月末の資産は、かなり減少すると思われます。。
昔ほど市場の状況は見なくなった
昔、金融資産がまだ1,000万円程度だった時は、資産に占める株式の割合は8割を越えており、毎日株価をチェックしてその度に毎日一喜一憂していたと思います。
恥ずかしい話ですが、市場が大幅に下落した時には仕事が手につかない事もありました。考えるとこの当時は仕事が忙しいとはいえ、立場も一般係員であったので、今より暇だったのでしょう。
今は株式だけでなく債券や商品、不動産ETFなど広く分散投資している為、全ての資産が一斉に下落する事が無くなった事もあり、日々の資産増減は気にならなくなりました。
それでも昔よりは資産も大きくなっている為、数百万円単位で増減します。数十万円の増減ならば日々の誤差範囲といえるのですが、流石に500万円もの減少となると少しは気になりますね。
私自身、他のアーリーリタイアした方のブログを拝見する事がありますが、皆さんこの最近の金融市場悪化の影響を受けている方が多く、不安も感じている方もいらっしゃいました。
私ももしアーリーリタイアを実現して、資産から得られる配当収入と資産を取り崩すお金だけで生活する状況になっていれば、非常に不安になっていたと思います。
労働は嫌だが、給料収入があると気持ちは楽
一方で今の私の気持ちとしては、今回の暴落については「不安」というより、「追加投資のチャンス」と捉えています。
もちろん500万円もの資産減少については結構イタイのですが、前から追加投資したいと考えていた金融商品を安く購入できる良いタイミングといえます。
これから更に下落が続くのであれば、「落ちてくるナイフをつかむ」という事であり、その中で追加投資をする事は勇気のいる事といえます。
ただ今はサラリーマンとして給料収入があるので、購入した投資先が最悪ゼロになっとしても、路頭に迷うことはありません。
もしこれがリタイア生活に入った後の事であれば、投資をするにしてもより慎重になっていると思います。恐らく減少した資産を見て悲観的になり、追加投資どころではないかもしれません。
「早くつらい仕事から抜けて、リタイアしたいなぁ…」と思う反面、今回の様な資産減少時には、「借金は無いし、金融資産が大幅に減ったとしても給料所得があるので何とかなる。」と思ってしまいます。
リタイア後には気持ちは変わってくるのかもしれませんが、毎月決まった金額の給料をもらえるサラリーマンという立場はある意味有難い立場と言えます。
「アーリーリタイアを目指す。」と言いながらも市場の暴落や金融資産の減少時には、アーリーリタイアを躊躇する気持ちが沸き上がってしまいます…。