以前の記事に書いた事が有りますが、私の会社はメーカーで、物を作って国内外に販売しています。営業部隊から最近の景気について情報を受ける事が有りますが、それなりに悪くなっているようです。
現時点では、「リーマンショック」や「コロナショック直後」の時の様な、急激な景気悪化は聞かれず、2022年度の業績予想も2021年度より少し悪化する、といった報告がされています。
一方で2023年度の業績予想はまだ出ていないので、良く分かりませんが、リーマンショックの時の様な「数年間は景気が戻らない」という感じではないと思います。
最近のニュースやYou Tube動画を見て
順調に上昇していた株式市場ですが、世界的なインフレの懸念と金融引き締めにより、乱高下しているようです。
景気や株式市場に関するニュースでは、数か月前までは悲観的な記事が5割、そうでない記事が5割位だったような気がしますが、最近では悲観的な記事で埋め尽くされています。
人によっては1929年の世界大恐慌以来の暴落だとか、インフレ懸念により10年は株価は低迷する、といったコメントも見られます。
景気悪化については、多くの投資家や経済学者が言っている様に、これから現実的になるのでしょう。1929年以来の大恐慌とか10年の株価低迷は、言い過ぎの様な気がしますが…。
あとニュースよりも目にする事が多いのが『You Tube』です。私自身、日頃から投資に関する動画を良く見るのですが、この2週間で株価暴落の動画が一気に増えたと思います。
これらの動画を全て見る事は有りませんが、投資家が上げた株価暴落の動画を見ると、「このまま投資を続けても大丈夫か?」「早く手じまい(売却)した方が良いか?」と思ってしまいます。
今後の投資をどうするか
株価が暴落する事が分かっていれば、所持している株式を全て売却する方が良いのでしょう。ただ、人の行く裏に道あり花の山 とも言いますし、皆が悲観的になっている時こそ買いに向かうというのもアリなのでしょう。
ただ下落し続ける株を買うタイミングを図るのは難しく、買ってしまったが、さらに株価が下落し、塩漬けになってしまった、という可能性もあります。
投資に関しては空振り三振は有りませんし、投資で一番してはいけないのは、市場からの撤退と私は考えています。
これからの投資スタイルとしては、「ドルコスト平均法による投資を続け、現金を温存しながら株価の下落が止まった時点で大きな買い入れをする。」を続けて行く事にします。
この場合、株価が下落し続けた場合安い価格で購入する事が出来ますし、逆に急回復すれば資産の増加が見込めます。
あと現在、株価上昇で今まで購入を見合わせていた個別優良株の動向も注視しています。ウォーレンバフェットではありませんが、株式市場が暴落した時は、優良株購入の絶好のタイミング(バーゲンセール)になります。
この最近日本の個別株を購入していますが、為替が円高に振れ、アメリカの株式市場が下落したら、狙っていた株の購入をするつもりです。