我家では、2週間1回、多い時には毎週図書館に行き、本を借りて読んでいます。私が幼い時に比べて図書館はきれいで利用しやすくなっており、本だけでなく様々な雑誌も借りる事が出来ます。
私の知人に読書が好きな人がいますが、図書館は余り利用せず、読みたい本があれば、毎回購入しているそうです。この方が図書館を利用しない理由は、「本を買う人が居なくなると、作家の収入が減って良い本が書けなくなり、最終的に読者が損をするから。」と言っていました。
知人の家には本が沢山あり、彼の書斎は本で埋め尽くされています。知人の考えは立派と思いますが、私の場合、物を増やしたくないので、本は極力買わずに借りる事にしています。私の様な人が増えれば、作家が良い作品が生み出さなくなりますね。
お金持ちになる為のプランとは?
先日、ロバートキヨサキ氏の金持ち父さんシリーズの「投資ガイド 入門編」を読みました。金持ち父さんシリーズの本は何冊か読んでいますのですが、図書館でこの本を偶々見かけたので、借りてみる事にしました。
投資を始めて20年経ちますが、「投資の正解」というのは、未だに分かっていません。この本の中では、投資を始めるより先に、「プランを作る事」が大事であると書いてありました。
本の中で、ある人が突然数百万円のお金を手にした際、キヨサキ氏に
「最もよい投資は何でしょうか?何に投資すればよいですか?」
と聞いた所、キヨサキ氏からは、
「あなたのプランは何ですか?」
と聞き返していました。当然質問者は、理解できませんので、満足した回答が得られずに、そのまま質問者は納得が行かずに帰ってしまいました。私もロバートキヨサキ氏の質問に対し、正確に答えるのは難しいな、と感じました。
本の中でキヨサキ氏がプランについて解説していたのでは、「世の中には数多くの投資があり、どの投資を選ぶのか、またどのような考え方で投資をするのかでプランが異なる。」という事でした(私の解釈が間違っていたら、申し訳ございません)。
例えば投資を始める場合、安定的なインカムゲイン(配当所得)を得るのか、キャピタルゲイン(値上がり益)を狙うのかで、運用期間は異なります。また原油や貴金属の様なインカムゲインが得られない商品を購入する場合も、単純にキャピタルゲインを狙うのではなく、インフレ対策として資産の一部に組み込む、という方法もあると思います。
キヨサキ氏によると、投資を始める前に、綿密なプランを作る必要があり、プランが無いと投資を始めるべきでないと言われていました。「スーパーなどに買い物に行くとき、買いたい品物は決まっているはず。」という事でした。
プランの為の目標設定
本の中では、投資のプランを作る事の大切さを書いていましたが、プランは「どのような投資をしていくのか。」という投資のスタイルを決める事と考えています。
本には詳しく記載されていませんでしたが、結局投資のプランを作る為には、『自分が目指す目標』を最初に作成する事が必要と考えました。例えば、私の目標は
金融資産 : 2.0億円
不労所得 : 4.0百万円/年(税引き後)
達成年月 : 2025年12月末
と決めています。結局、「どの位の資産を何時迄に欲しいのか」、が明確にならないと、プランも決められないと思います。ただ私の場合、目標は決めていますが、明確なプランは決めていません。あるとすれば、
・米国ETFを定期定額買付する。
・株式市場が暴落したら、数約万円単位のETFを購入する。
・不動産、原油や貴金属などインフレに強い資産も購入する。
位しか決めていません。本来ならば、『○○の投資をして、○年は○百万円増やす。』といった、具体的なプランを作る必要があるのかもしれませんが…。