まだ誕生日は来ていませんが、私は今年で46歳になります。四捨五入をすると50歳(昨年45歳になった時点で50歳といえますが)ですので、人生もいよいよ後半に入ってきたと言えると思います。
目標到達までどの位必要?
アーリーリタイアするタイミングは、53歳で考えていますが、50歳を人生のターニングポイントとして、「金融資産の目標金額」を以下の様に設定しています。
2025年12月末(50歳)までに2億円
今年で46歳ですので、目標まで残り約4年しかありません。現在の金融資産残高は、1億1,700万円ですので、今から残り8,000万円以上増やす必要があります。
8,000万円の差は、かなりハードルが高いと思います。無理な数字と思いながらも、目標金額を達成する為に、毎年どの位ずつ資産を増やせばよいのか、試算してみました(ちなみに今年末の資産額が1億2,000万円になったとしています)。
2021年12月末 1億2,000万円
2022年12月末 1億4,000万円
2023年12月末 1億6,000万円
2024年12月末 1億8,000万円
2025年12月末 2億円
このように単純に8,000万円を4年間で割ると、年間2,000万円ずつ増やさなければならないことが分かります。改めてみるとハードルが高く、実現不可能な数字の様にも感じます…。
一方で、資産は大きくなるとに加速度的に増える事から、2億円に近付くに従って、増える金額も大きくなるだろう、と楽観的にも考えています。また50歳のリタイア時には退職金も出る為、2億円すべてを貯める必要はないとも考えられます。
早期退職による退職金積み増し金額を正確に計算した事はありませんが、今の人事制度を見てみると、恐らく退職金と積み増し金を合わせて1,500万円くらいは出るのではないか、と考えています。もちろん、今の人事制度がそのまま5年先も維持されているかは分かりませんが…。
もし退職金が1,500万円もらえるのであれば、2025年12月末までに1億8,500万円貯めれば良い事になります。今年の年末の資産額を1億2,000万円と仮定すると、4年間で6,500万円増やせばよい事になります。
2億円 - 1億2,000万円 - 1,500万円 = 6,500万円
これを上の計算と同じように4年間で割ると、年間1,625万円ずつ増やさなければなりません。これでも2,000万円とは大差なく、まだ実現が難しいように感じます。
一方で、現実的な数字として、これから得られる給料や配当所得から収入を考えますと、
・勤労所得からの貯蓄 : 800万円(200万円×4年間)
・資産からの配当所得 : 800万円(200万円×4年間)
・退職金 : 1,500万円
合計 : 3,100万円
が妥当な数字と思います。勤労所得からの貯蓄はこれだけ貯められるか分かりませんが、配当所得と合わせて年間400万円も貯めれば、上等と思います。
これに今年末の資産額1億2,000万円に足すと、1億5,000万円の資産になります。50歳でリタイアしたいと考えたとしても、1.5億円もあれば老後資金として十分足りると思います。
ちなみに会社に入って約20年、今まで築いた金融資産を1億2,000万円として、年間平均でどの位ずつ資産が増えたかというと…
1億2,000万円 ÷ 20年 = 600万円/年
になります。単純に年間600万円ずつ資産が増えた計算になっていますが、実際は最初の1,000万円を貯めるのに5年かかっていますので、資産が大きくなっていく毎に、加速度的に資産が増えている事が分かります。
そう考えると、4年後に1.5億円というのは控えめな数字であり、投資が上手くいけば2億円も夢ではないのかもしれません(株価暴落などで資産が逆に減少するリスクもありますが)。