会社で2021年度が始まったな…と思ったら、もう1ヵ月も過ぎてしまいました。4月は人事異動が有ったり、新入社員が入ったりと、色々変化の多い時期です。
3月は決算を迎える会社が多く、配当金や株主優待目当てで株を購入する人からすると、3月末から4月にかけて株を売却する事も多いと思います。 ただ逆に株を売却する人が多い(=株価が下がる)と考えて、同じタイミングで購入する人もいるかもしれません。
株価変動に影響を与えるニュースが無く、以前から欲しいと考えていた銘柄があるのであれば、3月末の配当金や株主優待の権利落ちの直後は、そこそこの値段で購入できる良いタイミングかもしれません。
それでは毎月恒例になっている資産状況報告を今月もさせて頂きます。
2021年4月末の資産状況
2021年4月末時点での資産状況は、以下の様になりました。
次に今回の4月末の資産内訳グラフです。
まず最初に資産状況ですが、前回から95万円の増加になりました。また先日報告しましたが、JR東海の株を300万円ほど購入しましたので、国内株式の比率が6.5%から8.9%へ上昇しました。
JR東海の株購入で、逆に円預金の比率は36.9%から33.7%へ低下しました。円預金については、未だに4,000万円近くありますが、最終的には1,000万円まで比率を下げる予定です。
日本円を信用していないのではないのですが、コロナショック後で拡大している金融緩和の状況をみると、将来インフレ(物価が上がる)になる事は間違いないと考えています。
日本人は物価に対して敏感なので意外に気づかないものですが、スーパーで売られている食料品の値段は一見上がっていない様に見えて、量が減っていることが多く、インフレが進んでいると感じます。
リタイア時にはなるべく円預金は減らして、ETFを中心とするポートフォリオにして、出来る限りインカムゲインを増やそうかと考えています。
コロナショック前後での資産推移
月に1回資産状況報告をしていますが、この数ヶ月は毎回資産が増えている様に感じます。今回は、コロナショック前後でどのように資産が推移してきたのか、確認してみました。
以下が、約2年間(2019年4月~2021年4月)の資産推移です。コロナショックが起きたのは、約1年前と思います。
上記グラフを見て頂いたら分かります様に、コロナウィルスの危険性が明らかになった2020年1月から資産が下落し始め、2ヵ月後の2020年3月が最も低くなっています。
この時は、「このままコロナウィルスの感染が酷くなると、資産は1億円を切るかな…」と考えていました。ただその後の世界的な金融緩和の恩恵を受けて、資産は順調に回復する事が出来ました。
2020年10月に一度資産が減りましたが、その後は加速度的に資産が増えています。今の資産は、最も減っていた2020年3月から10%以上も増やすことが出来ています。
改めてこの資産の増え方を見ると、株価はバブルの様相を呈してきたように感じます。世界の中央銀行が何時金融引き締めをするのか分かりませんが、いつかはバブルがはじける時が来ると思います。
それが何時なのか…は分かりませんが、その時は絶好の買い場になるのかもしれません。