日商簿記2級の試験ですが、2月28日の統一試験直後に申し込んだネット試験を受けてきました。結果、無事「合格」出来ました。
ネット試験は、予約に空きがあれば何時でも受験できるので、「落ちたらまた受験すればいいか」と考えていましたが、何とか1回で合格する事が出来ました。
田舎なので県内でネット受験可能な会場が2箇所しかなく、1箇所は週に1回しか試験が開催されていません。また2箇所のどちらも家から車で1時間半もかかる場所にあるので、本音では1回で済ませたかったので、少しホッとしています。
試験開始までの状況
ネット試験の申込では、名前と生年月日を登録し、試験会場で免許証などで本人確認をします。試験開始は10時30分からでしたが、会場が分かりにくい場所にありましたので、1時間前に到着して会場の場所を確認しました。
試験会場は狭い事務所内にあり、パソコンが8台並べられた一室(試験部屋)で受験します。試験開始30分前に事務所に入る事が出来ます。事務所で受験に関する手続きを行い、荷物をロッカーに預けます。試験部屋に持って入れるのは、
・電卓
・試験内容の用紙(ログインパスワード等が記載)
・ロッカーのカギ
だけです。計算用紙2枚とシャーペンが備え付けでパソコンの横に置いてありました。計算用紙は足りなければ、追加でくれるそうです。筆記用具は、ボールペンを使うと聞いていたのですが、実際はシャーペンでした。試験会場によって異なるのかもしれません。
時計は持ち込めませんが、パソコンの画面上に残り時間を示すカウンター(2級であれば90分から減っていく)があるので、問題ない事が分かりました。
試験に関する注意事項の説明を10時過ぎから受け、試験開始20分前から試験部屋に入る事が出来ます。私の場合、10時10分過ぎには部屋に入る事が出来ました。パソコンにログインパスワードを入力し、「試験開始」のボタンをクリックすれば、試験開始になります。
よって試験官から開始のタイミングが決められる統一試験とは異なり、自分で試験開始のタイミングを決める事が出来ます。試験開始予定時刻の10時30分より早く試験を開始しましたが、もしかすると10時30分まで待てば、自動的に試験が開始されたのかもしれません。
事前にYou Tube でネット試験に関する動画を見ていたので、試験に使うキーボードや電卓、計算用紙の配置を決めて、深呼吸してから「試験開始」のボタンをクリックしました。配置などどうでもよいだろう、と思われるかもしれませんが、結果として事前確認しておいてよかったと思います。
絵が下手ですが、以下の様な配置だったと思います。私は右利きで、電卓も右でしか使えないので、よく使う電卓とマウスは右寄りにして、解答する時にだけ使うキーボードは左に寄せました。
試験終了後は…
テストの内容は、また次回紹介しますが、試験は90分間フルで使いました。ただ実際に問題を解くのに要した時間は、60分で残り30分で回答の見直しをしていました。見直し時間はあっという間に過ぎ、90分経ったところで終了です。終了したら、呼び出しボタンで試験官を呼びます。
他にまだ問題を解いている人(30分ずつの時間差で受験する模様)ので、喋らずに試験官の指示に従って、パソコン操作を進めていきます。「試験終了」のボタン(だったと思うのですが…)をクリックすると、直ぐに合否と得点が出ます。
結果は合格でしたが、点数は82点でした。ネット試験は統一試験に比べて易しかった事と時間に余裕が有って十分見直し出来たので、90点は取れただろうと感じていたのですが、8割の出来でした。
余りに早く結果が出たので、会場を出た後も合格したという実感が余り湧きませんでした。ちなみに帰宅前に合否と点数、QRコードが印刷された紙を渡されます。後日、スマホでQRコードを読み取れば、デジタルの合格証を入手できます。
デジタル合格証は、pdf化してパソコンなどにメール転送した後に印刷すれば、紙の合格証も手に出来ます。意外にあっけない結果となりましたが、ネット試験でも合格には違いなく、帰宅後に喜びをしみじみと感じました。