今は簿記の勉強をしていますが、資格試験の勉強については過去にも技術系の資格を取得する為に勉強した事が何度もあり、比較的慣れていると思います。また入社間もない頃は、仕事を理解する為に、仕事の為の勉強もしていました。
正直学生時代は社会人になってこれだけ勉強するとは想像していませんでした。勉強は学生時代で終了し、社会人は仕事はするけど勉強しないと考えていました。
40歳半ばになって、継続的に勉強する事の大切さを増々感じる様になりました。若い時には分からなかったのですが、この年になって「生涯勉強が必要」という気持ちになっています。
中高年の勉強
学生と社会人の勉強の違いは、「実務と直結するか」でしょうか。副業や独立、趣味を目的とした勉強は別かもしれませんが、会社で必要とされる知識を得るために、勉強する人が多いのではないでしょうか。
社会人の勉強は、明確な目的がある事が多いと思いますので、モチベーションを維持して勉強していけば、後々役に立つ知識が得られると思います。ただ、学生時代と比べて幾つかネックとなる事はあると思います。
1.時間
最大のネックは、「勉強時間が取れない事」でしょう。比較的自由時間がある学生と比べて、社会人は平日昼間を仕事で拘束されますので、勉強時間は簡単には取れません。
また休日や帰宅後は、仕事で疲れを取りたいのでゆっくりしたいでしょうし、家事や家族と過ごす時間も取りたいと思いますので、意識して時間を作らないと勉強できないと思います。
私の場合、就業前後でそれぞれ1時間、合計2時間の勉強を確保しています。終業後については、仕事の状況によって勉強時間を取れない事もありますが。
以前は平日だけ勉強していたのですが、今年から土日も早起きして勉強するようにしています。まだ土日早朝の勉強を始めて間もないので、習慣化できるまで時間がかかりそうです。
2.加齢
昔は想像していなかった事ですが、40歳半ばになると加齢による勉強への影響が出てきます。人にもよると思いますが、物覚えが悪くなったり、細かい文字が見えにくくなったりします。
40歳を過ぎた頃から老眼が気になりだしました。今では、若い時に50歳以上の社員が報告書を見る度に老眼鏡をかけていたのが理解できるようになりました。
早朝勉強を始める時にテキストを読むのですが、細かい注釈文字など重要な事が書かれているのにも関わらず、よく読めない事があります。テキストを少し離すと良く見るので酷い老眼では無いようですが、この先更に年を重ねると老眼鏡が必要になるかもしれませんね。
会社で勉強するメリット
中高年の勉強でネガティブな事ばかり書きましたが、会社で勉強する事について少しポジティブな事を書きます。
私は大学受験の時から自宅で勉強したことがありません。自宅には勉強を邪魔する様々な誘惑があり、集中できない為です。
学生時代は、図書館や予備校を使って勉強していました。ちなみに今でも図書館は良く利用しています。また図書館以外では、朝は会社、夜は市が運営している『勉強部屋』を利用しています。
都会ならばスターバックスやマクドナルドがあり、早朝や会社帰りに利用する人も多いのしょう。私が住む街にはスターバックスはありませんし、マクドナルドも車でしか行けません。
会社での勉強ですが、会社には勉強に必要な筆記用具や紙を使う事ができます。紙についてはシュレッダーの処理前の裏が白紙(表は印刷済み)のA4コピー用紙を利用しています(もちろん使用後はシュレッダー処理しますが)。
早朝の会社は人がいないので静かですし、コーヒーを飲みながら勉強に集中できるので、勉強するには良い環境なのかもしれません。