2月28日の簿記2級試験に向けて勉強していますが、11月30日からネット受験の申し込みが始まったそうです。実際にネット受験をした人の情報も幾つかありますが、体験談や受験対策など、これから見て行こうかと考えています。
ちなみにネット受験を行うのは、全国商工会議所から委託を受けた「CBT-Solutions」という会社が行うそうです。CIT-Solutionsのページに、受験に関する情報(試験内容、手続き方法、受験料)が書かれています。
↓日商簿記ネット受験に関する情報 CBT-Solutions
ネット受験について
ネット受験とは言っても、どうやら家から受験できるという訳ではなく、商工会議所が指定した試験センターに行って、パソコンを使って受験するようです。家から受験出来たらカンニングし放題なので、出来ないのは当り前ですね。
とりあえず私が住んでいる県で、ネット受験が出来るセンターを調べてみました。結果、県内にはネット受験が出来るセンターは2箇所しかなく、私が住んでいる街から車で1時間半もかかる事が分かりました。
1箇所は、ほぼ毎日受験できるようですが、もう1箇所は1週間に1回の試験になるようです。ただ1週間に1回とは言っても、今まで年に3回しかなかったので、受験者にとっては受験できる機会が増えるので、良い事と思います。
今の所、ネット受験を申し込むつもりはなく、2月28日に家の近くで行われる試験を目標にしています。会場が近ければ、ネット受験を少しは考えたのでしょうが、車で1時間半もかかるのと、受験料もそれなりにかかるので、当面様子見です。
ただ2月の試験結果で、ギリギリ不合格だった場合、その次の5月の試験を待たずにネット受験を申し込むかもしれません。2月合格が最も望ましいですが、合格できなければ、少なくとも年度内(2021年3月末)には取得するつもりです。
今年度の合格にこだわるのは、来年度の仕事の負荷が良く分からない為です。今は部下無管理職として自分の裁量で仕事をコントロールでき、勉強する時間もある程度取れています。
しかし今の仕事が今年3月末までの期限付きであり、4月の人事異動で多くの部下を抱える事になれば、昔の様に余裕のない生活が始まり、資格取得のための勉強時間が取れなくなると思います。
ネット受験で資格の希少性が低下?
あと受験できる機会が増えた事で、資格の希少性が低下したような気がします。ネット受験で誰でも気軽に受験できる様になったので、門戸が広がったのは、良い事と思いますが…。
ただ簿記がビジネスマンのスキルとして、今より一般化されて将来沢山の人が受験し、社会人としての必須資格になる可能性もあります。それを見越して、今から資格を取得するのは、悪くないのかもしれません。
また自分にとって、「簿記の資格取得」の当初の目的を考えてみると、技術+αの能力を付けたい、会社の財務諸表を読めるようになりたい、投資を行う際の知識を増やしたい、と思った事がきっかけでした。
資格の希少性が下がったのは少し残念ですが、自分のスキルを上げる事が1番の目的であり、資格の希少性を求めるのであれば、2級合格後にネット受験が無い1級を目指せばよい事になります。
コロナによるネット受験開始は、自分でコントロールできない事ですので、くよくよ悩んでも仕方がない事ですし、それより次の新しい目標を立てて進めば良いかと思いました。