現在我家は11階建ての中規模マンションに賃貸で住んでいます。会社に入ってから今まで、独身寮→社宅→賃貸マンション→社宅→賃貸マンションに移り住んでいます。
今の会社の制度では、自分の意志で一度社宅を出ると、再び社宅に住めないのですが、何れも会社都合の転勤でしたので、2回社宅に住むことが出来ました。
周りを見ますと40歳半ばにもなると家を購入している人が多く、賃貸派はそれほど多くないと思います。特に田舎の街では都会ほど住宅価格は高くなく、多くの人が新築を購入しても現役中にローンの支払いを終えるそうです。
住宅については、賃貸派と持ち家派に分かれてどちらが得かという議論が良くされていますが、価値観や親戚や友人が近くにいるかなど各個人で状況が異なりますので、正解は無いと思います。
マンションの役員について
今年も残りわずか。年が明けたら年度末です。気が付いたら、マンションの掲示板に、「役員交代」の張り紙がされているのを発見しました。
私が住んでいるマンションの役員は任期が2年で、来年3月末を以って、今の役員の任期が終了します。役員選任については、希望者がいればそちらを優先しますが、誰も進んでなりたがる人はいません。結果、持ち回りで役員を決める事になります。
現在私は、地域で行われるスポーツや文化のイベントを対応する役員を担当しています。気が付いたらあっという間の2年でしたが、小学生の子供と一緒にイベントに参加できる事が多かったので、それほど苦にはなりませんでした。
マンションの役員には、会長や副会長、会計のほかにゴミ当番や早朝の小学生の通学時に立ち会う交通安全係など、色々あります。2年前の役員人事を決める際は、会長になったら大変そうだので、自ら今の役員に立候補しました。
役員を決めた当時、皆さんなるべく負担が少ない役をしたい様で、私が立候補した役員は誰もなりたがらず、あっさり決まりました。私が担当した役員は、月1回の地域の集まりがあり、定期的に開催されるイベントの手伝いがあるので、それなりに仕事があり、人との関わりも多いと思います。
人付き合いが嫌いではない人や子供がいる家庭ならば、スポーツや文化を担当する役員は、それほど悪くないと思います。地域のイベントを早く知る事が出来ますし、週末子供とイベントに参加できます(お金がかからず、楽しめます)。
マンションの住人
ちなみに私が住んでいるマンションは、賃貸の方が半分くらい占めています。賃貸の方は、皆さん仮の住まいのですので、「自分の家」という認識は薄く、出来れば役員の様な仕事はしたくない人が多いです。
一方持ち家の方は、お年寄りが多く、恐らく平均年齢は60歳を超えているのではないかと思います。中には90歳を超えている方も…。
今のマンションは、建設してから25年以上経っていますので、30歳で購入したとしても55歳、40歳ならば65歳になっています。
年に1回開催される会合でお見掛けする住人を見ても、60~65歳のリタイア前後の方が最も多いように感じます。ただ60歳とは言っても、皆さんお元気な人が多く、今はまだ体が動くと思いますので、役員人事には困らないでしょう。
ただ、この先10年、20年経った後、持ち家派の住人が70歳以上の人ばかりになりますと、役員を出来る人が居なくなり、相当大変になるかもしれません。
高齢になった人に役員をしてもらうのは申し訳ないのですが、賃貸派はいざとなったらマンションから出て行けばよいので、気が楽かもしれません。(身もふたもない言い方ですが、賃貸派には関係ない話です…)