11月15日の簿記試験が終わりましたが、それまで勉強に集中していたので、ブログの記事を更新する頻度がかなり落ちていました。まだ結果は出ていませんが、次の2月末の試験を目指して、勉強を続けています。
株価の状況
少し前になりますが、11月19日にアメリカの製薬大手であるファイザーがコロナワクチンの開発に成功したというニュースが流れました。その他の会社からも高い効果が見られるワクチンが開発されたというニュースもありました。
それらのニュースを受けて、アメリカだけでなく全世界の株価が上昇しています。以前もコロナワクチンのニュースは流れた事がありますが、12月にはワクチン接種が可能になるという話もあり、現実的なニュースとしてとらえられているのでしょう。
日本の株価はこのニュース以前から少しずつ上昇しており、株価好調の影響はコロナワクチン開発成功だけではないと感じてます。
コロナウィルスについて詳しくはありませんが、インフルエンザの様に突然変異して、ワクチンが効かなくなったらどうなるのか…と思います。
変異したウィルスでもインフルエンザの様にワクチン接種で、罹った時に重症化せずに後遺症が残らないのであれば、恐れる必要のないウィルスなのかもしれません。
今回の株高で、所持していた株の価格が回復し、損失を少しは取り戻せそうです。ワクチンが有効に働き、最も損失金額が大きかったJR西日本の株価がもっと戻ってくれれば…と淡い期待を持っています。
今回の株高で最も恩恵(含み益)を受けたのは、米国株です。コロナショック直後から定期買い付けを始めたETFが上昇しています。このまま上昇し続けるかは分かりませんが、全体の資産は増えたと思います。
あと金額は多くないのですが、ファイザーも個別株として所持していました。ワクチン開発成功のニュース直後は、急上昇しましたが、その後は思ったより価格は上がっていません。
恐らくワクチン販売による利益は、大きくないと市場は判断したのでしょう。私がファイザーを購入した時は1株20ドル以下でしたので、今回のニュースとは関係なく含み益は十分確保できています。
ファイザーはバイアグラなど有名な薬があり、世界的な医薬品メーカーです。購入をしたのは、安定的なインカムゲインが目的ですので、暫くは所持すると思います。
会社の業績
私が勤めている会社の業績は、4~6月の第1四半期はボロボロでした。製造業は、サービス業に比べてコロナの影響は比較的少なかったと思いますが、過去2番目に業績が悪かったそうです。
第2四半期も終わり、現在第3四半期に入っていますが、第2四半期の終わりごろから業績は徐々に回復していると聞きます。特に第3四半期に入ってから回復が顕著なようで、中国の急激な景気回復の恩恵を受けているそうです。
中国のコロナ患者は増加しておらず(真実は分かりませんが)、ウィルスを抑え込み、景気回復につなげることができたと言えます。
日本と中国は、尖閣諸島の領有権など色々な問題を抱えている為、余り良いイメージは持っていませんが、会社の業績を考えると、中国の景気回復は有難いといえます。
アメリカ、ヨーロッパ、日本ではコロナウィルスは収まりを見せていませんし、ヨーロッパの幾つかの国では再びロックダウンしている所もあり、景気回復には程遠いと思える状況です。
そのような中で株価は期待だけで実体経済を反映せずに上昇しているように見えます。何かネガティブなニュースが出ると、再び下落するのでは…と考えています。
一方で中国がこのまま順調に景気回復すれば、日本もその恩恵を受け続けると思われます。ただワクチンが全世界に行き届いて、その効果が認知されるようになるまで、観光業やサービス業の景気回復はしばらくかかると思いますが。