どうもfish1017です。アーリーリタイアを目指す人にとって、会社以外から収入を得る事は1つの目標かもしれません。
会社に行って、人と交流しながら仕事をするのが好きな人は、アーリーリタイアせずに会社で働き続ける選択肢もあるでしょう。
一方で会社にいると自分のペースで仕事が出来ない場合が多いですし、大きな会社ですと自分で出来る仕事範囲は限られてきます。ただ会社の看板を捨てて、独立するのは容易ではなく、起業しても9割以上の人が途中で挫折する事を考えますと、会社を辞めて起業するのはリスクが高いと言えます。
リスクを下げるために、「会社にいながら自分のビジネスを作りたい」と聞くと、副業を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
会社での副業について
私の会社では、副業は基本的に禁止されています。「基本的に」というのは、どの程度まで副業となるのか、明確に示されていない為です。
例えば私の会社では、田畑を持っている社員がけっこういます。この方々は、田植えや稲刈りの時期に年休を取って、農作業をしています。
家族が食べる分だけの収穫であれば問題ないでしょうが、普通に出荷して収入を得ている人もいます。「サラリーマンが副業で、農業が本業」と冗談交じりに言う人もいますが…。
農家をされている人は、先祖代々から今の土地に住んでおり、親から引き継いだ田畑の面倒を見ているので、会社内での批判や問題視されることは無いです。また農家は近隣との付き合いもあり、荒れた農地をそのまま放置する事は出来ない様です。
年休は社員の当然の権利ですし、休みに農作業するのは、全く問題ないと思います。一方で、他の社員が休みの日にコンビニ等でアルバイトした場合は、副業規定に抵触する可能性があり、少し疑問に感じる所です。
休みの日を利用してお金を稼ぐのは同じですし、本業に支障のない範囲であれば、アルバイトも問題ない様に感じます。表向きには、副業に消極的な企業は、「過重労働」を気にされているようです。
確かに休みの日も働くと疲れが取れず、本業で力を発揮できないのであれば、企業にとっては問題と思うでしょう。
以前会社の人事の方と副業について話す機会がありました。その方が言うには、将来的には副業を認める方向になるだろう、ということでした。
ただその方が想定していたのは、時間を切り売りするような働き方ではなく、PCスキルを活かして副業するイメージだったようです。
その当時はイマイチ想像できませんでしたが、今は自分で色々調べるうちに、空き時間を利用してPCで稼ぐことを徐々にイメージできる様になっています。
会社での出世
会社で出世していくと、給料は上がります。ただ出世すると会社に縛られる時間が多くなり、自分の自由時間が無くなります。
私の会社では、部署長(いわゆる役付者)の方々は、業務が多いため、PCを持ち帰って家で仕事をしています。働き方改革で、早く帰宅する様になったのですが…。
また部署によっては急なトラブルで休日に部署長が呼び出される事もあり、休まらない日々を過ごしている人もいます。
私も1年前は現場の部署長をしていた時は、休日だけでなく夜間も呼び出しがあり、何時も枕元に携帯電話を置いて、直ぐに対応できるようにしていました。
このような働き方をしていると、休日でもゆっくり自分や家族の将来を考える余裕が無くなり、休日にビジネス(副業)をしてみようという気力が起きなくなります。
会社で出世しても、給料が数倍上がる訳でありませんし、自分のプライベート時間を削ってまで会社に貢献したいとは思えない所です。
生活コストが低いので、今の給料であれば問題なく暮らせますし、月数万円給料が下がっても、自分のプライベート時間を優先したいと考えています。