「贅沢は敵だ!」とは思いませんが、家計が破綻して不幸になる事を考えると、ある程度節約する事は大事と思います。ただ余りケチケチ生活を続けるとストレスが溜りますので、我家では週末の昼に必ず外食するなど、ある程度息抜きはしています。
「毎週末外食している」というと、知人からは「よくそんな(経済的な)余裕が有るねー」と言われます。私としては、1回当たりの食事が大体2,000円以下に収まりますので、この位は良いかな…と考えています。
ちなみに6月はすき家の「丼もの70円引き」カードを利用し、家族3人で710円(牛丼並盛2つ、ミニ牛丼1つで920円。値引70円×3=210円。)のランチを何度も行きました。店員は、「またあの家族来てる。」と思っていたかもしれません。
一方、我家ではコンビニや自動販売機は全く利用しません。飲み物は家から持参するか、スーパーで事前に買い置きしたもので済ませます。
久々の贅沢
先日、久々に奮発して焼肉屋に行きました。コロナ禍の事もあり、半年以上県外から出ておらず、しばらく自粛モードが続きそうなので、気分転換を兼ねての贅沢です。
お店の売り上げも厳しいのか、税抜き5,000円以上の食事で1,000円引きとなるお得なクーポンを発行していました。
焼き肉は、誕生日の様な特別な日にしか行きません。暫く旅行にも行っていませんし、1~2ヵ月に1回の贅沢と思えば、それほど高くないかもしれません。
税抜5,000円以上の会計という事で、注文する前に5,000円を丁度超える様に電卓を使って計算しました。準備万端で注文しましたが、お店の人に見られたら恥ずかしい光景だったと思います。
今回行った焼肉屋は全国展開しているチェーン店で、比較的安く5,000円もあれば家族3人お腹一杯に食べられます。
入店時にお店の方から食べ放題を勧められましたが、年なのでそんなに多く食べられない事と、以前食べ放題を選んで注文した料理が中々来なかった事があったので、最近はランチメニュー+αで注文しています。
焼肉は滅多に行くことはありませんし、美味しく食べるのであれば、好きな物を普通にオーダーした方が良いと考えています。若い時は、何でも「大量に」食べるのがお得と考えていました。
この日は十分過ぎるほど食べ、1,000円値引きした約4,500円の会計を済ませて、満足いくランチになりました。次回行くとしたら、数ヶ月先の子供誕生日になるでしょう。
子供の軽はずみな言葉から…
帰宅した後、子供に焼肉の感想を聞きました。
私 : 焼肉、美味しかった?
子供: (笑いながら)美味しくなかった。
私 : え?美味しくなかったの?
子供: う~ん。まあまあかな。
私 : 余り美味しくないのであれば、もう行かなくて良いね。
子供: (焦りながら)いや、美味しかった!また行きたい!
私 : 冗談でも言った事は責任を持たないと。もう行かなくて良いでしょ。
子供: (半べそかきながら)ごめんなさ~い。また行きたいです。
誕生日に行きたいです。
子供が冗談で言った事は、最初から分かっていましたが、余り高い外食を頻繁に連れて行かない方が良いな…と感じました。また人から食事をご馳走になって、「美味しかった。」と言えないのはマズイと思いました。
私の子供は、何処に行っても何時も喜んでいるので、今回の発言には他意は無かったのでしょうが、子供に贅沢をさせる事について、知人の話を思い出しました。
知人の姪御さん(一人っ子)の話で、親が子供をかわいがる余り、殆ど躾をせず、欲しい物を好きなだけ買い与えた結果、かなり我儘に育っている話です。
知人が姪御さんの為に誕生日プレゼントを贈っても、少々の品物では全く喜ばず、「有難う」も言わないとの事。また気分次第で小学校もずる休みするので、半ば登校拒否になっているようです。
恐らく今は中学生になっていると思いますが、親が躾をせずにそのまま成長していると考えられます。転機が有って、性格が変わる事があると思いますが、変わらなければ将来社会で生きていくのは難しくなるかもしれません。
親は先に亡くなりますし、子供が可愛いのは分かりますが、社会で生きていくためには、時には親が厳しく言ってあげるのも必要と思います。
私の場合
私の場合ですが、父親はかなり厳しかったと思います。今同じことをすると、虐待で警察に通報されると思いますが、小学校の頃は週に2~3回は殴られていたと思います。
怒られる(殴られる)要因は私にあるのですが、「ご飯を食べるのが遅い」とか「口答えした」とか、今思えば些細な事で怒られていました。
お金に関してもシビアで、父親から何時も「働かざる者食うべからず。」の様に言われ、毎日色々なお手伝いをさせられていました。
また日頃から「早く自立しろ」、「稼いでいないのに1人前と思うな」と子供にとっては理不尽な事を言われていたので、一刻も早く家を出て、自分でお金を稼ぎたいと思っていました。結果として、良い教育だったかもしれませんが…。
父親は、戦後の貧困時代で育った為、猛烈に働き、またギャンブルもせず週末も何か勉強していたので、子供にとって隙が無く、反抗できない人でした。
「子供は親の背中を見て育つ」と言います。私自身、父親ほど自分に厳しくないと思いますが、今振り返ると似たような考え方をしているな、と思うがあります。
私は子供を殴る事は有りませんが、子供の行動が「これはいけないな」と思ったら、少し厳しくするようにしています。