3-4月の暴落時ほどではありませんが、日々株価は変動しており、実体経済を反映していない(と思う)上昇は何時まで続くか分からない状況です。
暴落時から毎日チャートを眺めて買いのタイミングを計っていましたが、しばらく大口の購入は、休憩する事にしました。
投資歴も長いので、日々の株価変動で一喜一憂する事はありませんが、買いのタイミングを計るのは現状予測が難しく、情報収集に多くの時間が取られてしまします。
米国ETFの購入とインフレリスク
ただ投資を中断するのは、機会損失のリスクになりますので、米国ETFを金額一定で少額ずつ定期買い付けする事にしました。
少額で定期買い付けをすることで、購入価格を平準化でき、また暴落リスクもある程度緩和できると思います。
このまま経済回復の期待だけで株価が上昇し続けるとは考えにくいですが、各国の財政出動による紙幣の大量共有の影響でバブルになる可能性も否定できません。
ただ財政出動による影響ならば、この先お金の価値が低下し、インフレになる可能性が高く、大量の現金を持っている事はリスクになります。
流石にお札が紙くずになるハイパーインフレは想定していませんが、今回のコロナショックも想定外だった事を考えると、この先何が起こるのか分かりません。
異論がある方もいらっしゃると思いますが、インフレに対するリスク回避の1つとして、「借金」が有効と考えています。例えば住宅ローンで家を購入した場合、ハイパーインフレが起きれば、借金は実質チャラになります。
最近各国の債務が上昇しており、わざとハイパーインフレを起こして、国家の借金を目減りさせようとしているのではないかと感じてしまします。
他のリスク回避の手段として、金の様な商品取引があります。金の価格は既に上昇し続けており、貨幣の価値が下がっているのが良く分かります。
流石に今から金を購入する気にはなれず、また商品取引は基本的にキャッシュフロー(インカムゲイン)を生まないので、ポートフォリオに組み込んでいませんでした。
金に代わる取引になるか分かりませんが、先月に原油のETFを購入しています。購入価格は100万円以下なので、資産に占める割合は微々たるものです。
原油価格が暴落したので、過去にない価格で購入する事が出来ましたが、将来価格が回復するかは予測不能です。
ただ昔から言われている様に原油は有限の資源であり、原油関係の市場は大きく無視できないと思いますので、何時かは価格が戻ってくるのでは…と自分の都合の良いように考えています。昔の様に今の何倍の価格に上昇するとは考えにくいですが…。
現状株式取引は定期購入で少しお休みにし、少額の原油ETF取引をチョコチョコ行って、キャッシュを確保しつつ、コロナバブル(?)崩壊による暴落か、本当の経済回復を待ちたいと思います。