長期投資と趣味を増やしてアーリーリタイアを。

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アーリーリタイアに友人は必要か?

 恥ずかしいというべきか分かりませんが、私には「友人」と言える人は殆どいません。学生時代に仲が良かった人は、「友人」と言えるでしょうが、お互いの生活もあり、また各々が遠方に住んでいるので、今では疎遠になっています。

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 生まれてから又は小学生位から同じ街に住んでいる方はそのようなことは無いかもしれません。また高校まで地元にいて、子供の頃から付き合いがある友人がいれば、大学や社会人で引っ越ししたとしても、機会があれば交流があると思います。

 

 特に地元に親が住み続けている場合は、親同士のつながりやお盆や正月に帰省した時に昔の友人知人と集まって食事する機会もあるでしょう。

 

 私は父親が転勤族だった事もあり、現在続いている中学生からの知人は全くいません。また高校でも何とかつながりのある人は1人、大学でも1人しかいません。特別中高が嫌いだったわけではありませんが、転校や(私の会社での)転勤で結果として疎遠になってしまいました。

 

 大学に入った当初は、親が長期に住んでいた街からまだ引っ越ししていなかったので、高校時代の友人と年に1回位は集まって飲み会をしていたのですが…。

 

 会社生活でも同期の中で気の合う仲間で遊んだり飲みに行ったりするのでしょうが、元々1人行動が好きな事と、今では各自家庭を持っている方が多いので、交流は少なくなっています。

 

 アーリーリタイアに対する思いを書き綴るうちに、「リタイア後、友人がいないのは大丈夫かな?」と思うようになりました。

 

結局1人もしくは、家族なのか

 リタイア後の生活状況について考えてみました。諸先輩方のリタイア記録を見てもリタイア後、同年代の人は忙しくて相手をしてくれない様です。

 

 先日YouTubeで拝見した事例では、事業で成功してわずか30歳で100億円もの資産を築いた方が紹介されていました。リタイア後は何もすることが無く、散財してわずか数年で資産がゼロになってしまったそうです。

 

 その方が仰るには、「同年代の友人を遊びに誘っても、皆忙しくて相手にしてくれない」との事でした。結局その方は寂しさを紛らわすために、飛行機で全世界を1人で回ったり、ラーメン1杯の為に福岡や北海道を往復したり、とできる限りの暇つぶしをしていたそうです。

 

 諸先輩の事例を見ると、リタイア後の生活をきちんとイメージしないと、「お金はあってもすることが無く、暇すぎて死にそう…」みたいなことになりそうです。

 

 リタイアに向けた人との関わり方について、私なりに考えてみました。

 

   ・1人行動を気にしない。

   ・家族(特に配偶者)と良い関係を保つ。

   ・地元の地域活動に参加する。

 

1人行動を気にしない

 リタイア後の行動でイメージしているのは、「旅行」です。1人旅でも十分楽しめますが、旅行で得られる体験を他人と共有したくなる気持ちはあると思います。

 

 一方で他人と一緒に旅行した場合、皆と行動を合わせる必要があり、面倒に感じることもあると思います。

 

 今では旅行で得られた体験をネットに掲載して、他人と共有する事ができ、更に共感(いいね!)までもらえると、1人旅にとっては良い時代なのかもしれません。

 

家族と良い関係を保つ

 リタイア後は家族と顔を合わせる時間が増えますので、家族仲が悪いと家に居ずらくなり、ストレスを抱えるようになります。

 

 上手く行っているリタイア者の事例を見ても、配偶者と仲が良く、上手く距離を保ちながらプライベートを大事にしてリタイア生活を送っています。

 

 会社で嫌なことがあって家に帰ると家族に対して不機嫌になることがあるかもしれませんが、それはグッと抑えて良い関係を維持するように心がけています。

 

地元の地域活動に参加する

 リタイア後は今の街から出る予定なので、どの位地域活動に参加するか考えていません。ただリタイア後にいきなり地域デビューするのは難しいと思いますので、今からリハビリと考えて、少しずつ地域活動に参加しています。

 

 地域活動にも濃淡があり、地元の消防団のような定期的に集会や飲み会があるものから、年に1回夏祭りのイベントに参加するなど色々あるようです。

 

 今参加している地域活動は、スポーツや文化に関するものであり、子供と一緒に参加できるものが多く、地域活動だけでなく子供との思い出作りにもなっています。

 

 友人が少なくて大丈夫か…と気がかりに思っていましたが、自分が死んだ時に枕元に誰がいるのか…と考えると、やはり大切なのは家族かもしれないと考えるようになりました。

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