私が持っている日本株は、会計年度末が3月ばかりで年度末の株主優待期限を迎えてからの約2ヵ月後のこの時期になると、株主優待の品物がボチボチ届き始めます。ふるさと納税制度が昔は無かったので、毎年この時期が楽しみでした。
毎年同じ商品を送ってくる企業もありますが、中には商品を事前に選べたり、またその企業が販売している商品の詰め合わせセットだったりします。
先日今年度の一番初めの株主優待がJR西日本から届きました。毎年恒例の特急券を含む、乗車運賃が半額になる優待券5枚とJR関係の施設の割引券セットです。
電車の割引優待券は、所持している株数によってもらえる枚数が決まっており、私の場合は、普通は4枚もらえることになっています。また長期に株を所持している人は、追加でもう1枚もらえるようになります。
JR西日本の株を購入したのは、2005年の事ですので、既に15年も株を所持し続けている事になります。優待券の使い道は、旅行の新幹線代で使ったり、金券ショップで売却したりします。
過去に何度か金券ショップで売却したことがあり、大体1枚当たり4,500円で売ることができました。ただコロナウィルスの影響で、電車を利用する人が少なくなっているようであり、ネットでみた今の売却価格は3,500円に値下がりしていました。
元は取れたか・・・
一方、旅行で新幹線を利用する場合は、乗車券と特急券を合わせて最大1万5千円位かかりますので、優待券を使えば7~8千円安く移動が出来ます。
旅行や帰省で定期的に新幹線を使う人であれば、金券ショップで売却するよりもそのまま使った方がお得になります(移動距離にもよりますが)。
今までもらった優待券をお金に換算すると、 15年 × 7千円 = 10万5千円 にもなります。さらに1株当たりの配当金が2~3万円位ありますので、15年間で約50ま年のキャッシュが得られたことになります。
JR西日本の株を購入した時は、まだ全世界的に株価が低迷しており、購入した時の価格も単位当たり40万円以下でした。
私自身、鉄道は電気を使ったインフラ事業であり、またレールなどの鉄道設備は、貨物輸送でトラックと競合があっても、高い競争力を持つ今後も残り続ける企業と考え、投資を決めました。
本来ならばJR東海や東日本を購入するべきだったかもしれませんが、2005年の時は資産も少なく、少し安価なJR西日本を選んだ、という経緯もありますが…。
今回のコロナウィルスがどのように影響するか分かりませんが、購入したお金はインカムゲインとして元は取っていると考え、何も無ければ今後も持ち続けると思います。