リタイアを目指して貯蓄及び投資をするのであれば、月々の固定費を上げないことが必要でしょう。
少し前の記事で、車を購入したことを書きました。アーリーリタイアを目指すのであれば、車を持たない選択をするべきでしょうが、田舎ならば生活に欠かせないため、車は必須になります。
私の住む街では、大体車は1人に1台持っているようで、妻帯者の場合は夫と妻でそれぞれ1台ずつ所有しています。多いパターンが、1台は家族で出かける用の大きいワンボックスで、もう1台は買い物や通勤用の軽自動車です。
ちなみに我家は、妻が主に乗る普通車が1台で、昔はもう1台は軽自動車がありましたが、殆ど乗らないので売却しました。
1.10年後の子供の大学入学
今まで乗っていた車は、2009年製で11年経過しました。元々2年落ちの中古車で購入したので、我家では9年運転したことになります。
まだまだ乗れると思うのですが、10年位経つのともし今買い換えないとタイミングを失うと考えました。
子供は今年で8歳になり、10年後は大学生になっているでしょう。今住んでいる街には大学はありますが、選択肢が少ないので恐らく都会の大学に行くでしょう(就職活動の有利さから考えて、親である私からも勧めると思います)。
家から子供が出ていく事になり、当然車に乗る人数や荷物も少なくなります。丁度10年後という事もあり、買い替えの良いタイミングになると思います。
万一子供が地方の大学に行き、車が必要になったら今回購入した車(その時は10年落ちですが)を譲って、軽自動車を購入するか、車を持たない生活をすると思います。
2.車を持たない社会が来るのか?
この最近、「車を所有する時代は終わった。これからはシェアする時代になった。」と雑誌の記事などで目にすることがあります。
事実、都会では車のシェアサービスが伸びているそうで、若い人が車を購入しない「若者の車離れ」が進んでいるようです。
ただ公共交通機関が発達していない田舎では、車は生活する上で必要なものであり、また都会に比べて駐車場も安い(私の街ですと5,000円/月位)ので、中々シェアサービスは広がらないと思います。
もちろん20年後やもっと先の将来は分かりませんが、10年以内で田舎で車を持たない生活は、想像できません。田舎にいるので、視野が狭いだけかもしれませんが…。
田舎でも昔は街の中心に商店街があり、多くの店が軒を連ねて繁盛していた時代がありました。
今は郊外に大きなショッピングモールが出来、人はそちらに流れて、商店街は完全に「シャッター街」になっています。当然郊外のショッピングモールには、家族連れで車で買い物に行くので、車は必需品になります。
あと10年以内にリタイアするのも1つの理由です。ただし想定より早くリタイアして、車が必要ない都会に移り住むのであれば、想定が外れた事になりますが…。