長期投資と趣味を増やしてアーリーリタイアを。

長期投資をしながら、趣味を少しずつ増やし、アーリーリタイアを目指す普通のサラリーマンのブログです。

金や原油などの商品への投資について_リスクヘッジは必要か?

 全世界的な不況を受けて、株価が低迷しています。また経済活動が少なくなったのと各国の減産調整が不備になった影響で、原油価格も暴落しています。

 

 原油価格(先物)は、一時的にマイナス価格になり、想定外の事態になっています。一方で金(ゴールド)の価格は、過去最高の価格に近付いています。

 

        f:id:fish1017:20200512220100p:plain

 

 このまま金の価格が上昇するか、または下落するかは、経済活動の復旧次第と思います。今回のコロナショックで、各国が財政支出を行い、大量の紙幣を市場に供給しており、お金の価値が増々低下するでしょう。

 

 一方で産出される金は限られているので、相対的に紙幣に対する金の価格は上昇します。また経済活動が縮小して行先の無くなったお金(紙幣)が一時的に金に行くと考えられ、経済活動が復活しなければ、高値維持は続くと考えられます。

 

 インフレ対策に有効な資産か

 原油の下がり方は過去に無いですが、金も原油も紙幣と違い限りある資源なので、インフレ(お金の価値が下がる)には強い資産と言えます。

 

 日本では長年デフレが続いて物価が下がっているように見えますが、経済のグローバル化と効率化により、昔より安く物を作れるようになったのが大きいと思います。

 

 賃金の安い国で物を作れば、安価な品物が日本で入手できます。ただ今後は全世界的に賃金は上がっていき、いずれは同一賃金になる(かなり先でしょうが)と思いますし、紙幣の流通量が増えているので、インフレになっていくと考えています。

 

 事実日本では値段は変わっていないのに、中身の量が減っている「隠れ値上げ(シュリンクフレーション)」が広がっています。

 

 インフレに強い資産としては土地や建物があり、借金をして家を購入する手段は一見有効と思えます。ただ人口減少で家が余っている日本では、有効な資産とは言えないと思います。

 

 一方、原油や金は全世界的に取引されており、流動性の高さからもインフレ対策として有効な資産の1つと思います。

 

インカムゲインが狙えない

 商品取引は、基本的に価格上昇によるキャピタルゲインを狙う資産と言えます。金は現物で持っていると何ともありがたい資産ですが、そのまま置いてもキャッシュを生み出す事はありません。

 

 リタイアを目指す人にとって、資産から得られるキャッシュフローは重要であり、特に安定した収入が得られるインカムゲインは必要と思います。

 

 もちろんリタイア後に株取引を専業として、デイトレーダーの様にキャピタルゲインを稼いで生活費を賄う手段もあると思います。

 

 ただ専業で稼ぐには、かなりの才能や勉強をしないと継続的に収入を得ることは難しいでしょう。

 

 そのように考えると原油や金のような商品は、インフレのリスクヘッジとして、資産の1部として持っておくのは良いですが、主力の資産にするのは向いていないと私は考えています。

個人情報の利用目的 当ブログでは、メールでのお問い合わせ、メールマガジンへの登録などの際に、名前(ハンドルネーム)、メールアドレス等の個人情報をご登録いただく場合がございます。 これらの個人情報は質問に対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、個人情報をご提供いただく際の目的以外では利用いたしません。 個人情報の第三者への開示 当サイトでは、個人情報は適切に管理し、以下に該当する場合を除いて第三者に開示することはありません。 ・本人のご了解がある場合 ・法令等への協力のため、開示が必要となる場合 個人情報の開示、訂正、追加、削除、利用停止 ご本人からの個人データの開示、訂正、追加、削除、利用停止のご希望の場合には、ご本人であることを確認させていただいた上、速やかに対応させていただきます。 アクセス解析ツールについて 当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。 このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。この規約に関して、詳しくはここをクリックしてください。 広告の配信について [長期投資と趣味を増やしてアーリーリタイアを]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。 第三者がコンテンツおよび宣伝を提供し、訪問者から直接情報を収集し、訪問者のブラウザにクッキーを設定したりこれを認識したりする場合があります。 免責事項 当サイトからリンクやバナーなどによって他のサイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。 当サイトのコンテンツ・情報につきまして、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっていることもございます。 当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。 プライバシーポリシーの変更について 当サイトは、個人情報に関して適用される日本の法令を遵守するとともに、本ポリシーの内容を適宜見直しその改善に努めます。 修正された最新のプライバシーポリシーは常に本ページにて開示されます。