我家では昔から「お金が足りない」という話はした記憶がありません。子供の手前、お金が沢山あるようにふるまうことはありませんが。
子供に欲しいものを何でも買い与えるのは、当然悪い影響を与えます。我慢を覚えることで、欲しい物を手に入れた時の喜びを知ることができ、喜びのハードルも低く抑えることができます。
人の欲望は限界がなく、欲しいものを買い与えても、どんどん欲望が大きくなっていき、我儘になります。
特に子供への影響は顕著で、知り合いの子供で親が欲しい物を全て与えていると少々の物では喜ばなくなり、自分の気分で学校を休んだりするようになりました。
1.息を吸うように低コストで生活する
私は元々物を購入する時も高価な方を選択する意識が無く、妻も同じような価値観を持っているようです。
日本人は、何でも中間を選ぶ傾向があるらしく、定食で「松、竹、梅」があると「竹」を選ぶ人が多いようです。
我が家では大体「梅」を選択しますが、そもそも「松、竹、梅」の様な区分けがある定食は選択せず、うどんやかつ丼など安いものを選びそうな気がします。
外食しようと決断しても、費用対効果を気にし過ぎて、「レストラン→コンビニ→スーパー→家」 と梯子して家である食材で済ませることもあります。
ただ倹約ばかりしていては、気分転換にならないので、数ヵ月に1度旅行に行きます。それでも宿泊するのはいつも1泊1万円以下のビジネスホテルですが、何時とは異なるシチュエーションで良い気分転換になります。
移動代金も含めると、1泊2日で2~3万円程度になりますが、パチンコなどギャンブルをすることを考えると安いものと思います。
2.安く済ませる事をゲーム感覚で楽しむ
これは妻や子供には無い感覚ですが、「どうやって安く済ますことができるか」というのを楽しんでやっています。
ただ安く済ませるのは面白くないので、「以下にコストパフォーマンスを良くするか」に着目します。
この1年色々工夫しているのは、会社に持っていく自作のお弁当です。会社では、500円以下の仕出弁当や食堂があり、結構安く済ませることができます。
自作のお弁当は、仕出弁当や食堂より安価に済ますことができます。ただ安く済ませるのであれば、食パンやカップラーメンなどを持っていけば良いのですが、明らかに「お金をケチって、栄養バランスが悪い」昼食になります。
毎日は難しいのですが、日曜日に時間があるときに月曜日用のお弁当を作ります。なるべく旬の野菜を使いつつ、安くて栄養バランスの良いお弁当にするのを心がけています。
例えば 「今は春だからキャベツが安く買えるので、野菜炒めを作ろうか」や「青梗菜が安いので、中華風にしようか」など考えますし、安い食材が入手できるお店の情報も知ることが出来ます。
料理は頭をつかいますし、特に食材選びや料理の選択など創造性を働かせることができるので、結構楽しい作業になります。