新入社員で今の会社に入り、約20年経過しました。就職したタイミングが氷河期でしたので、入社した当初からいきなり年配の方々が選択定年制度で会社を去られるのを見て、正直驚いた記憶があります。
最初からその状況なので、新入社員の時から「明日は我が身…」という気持ちがあり、とても転職する気にはならなかったです。そんな状況でしたが、リーマンショック前の2007年頃には景気はかなり上向き、会社も目に見えて業績が良くなりました。
その時、「良いタイミング!」とばかりに何人もの同期が転職していきました。恐らく3割以上は辞めたと思います。その後、リーマンショックを経て、会社も堅実に内部留保を増やしているので、リストラもないように感じます。
私は転職もせず、今の会社を辞めずに働き続けています。転職をした方がよかったのか?とも思いますが、入社してから給与は大体上がっています。また仕事や業績も入社した時が一番苦しかったので、その後の苦しさは軽微に感じれたのは、就職氷河期に入社してよかった事です。
一方、この最近45歳定年が盛んになりつつあります。会社が黒字でも定年延長で多くの正規社員を抱え込むのは会社としても固定費が上がるので、苦しいと思います。
今の会社ではそのような話はないのですが、社会の変化が速く、早期退職を呼びかける可能性もゼロではないと思っています。正直今会社から放り出されて、自分で稼ぎを出せるかというと、はっきり無理と思います。
サラリーマンとして雇われている期間が長く、「自分で稼ぎを出す」という意識は正直自分には無かったです。会社の中で頑張っていても、所詮会社の看板とツールを借りて、サラリーを頂いているだけです。
私のリタイヤ計画では、投資による配当所得を収入のメインで考えています。またリタイヤ後にできれば不動産投資をする予定です。本来ならば、これにビジネスによる収入があればよいのですが、正直自分が何をしてよいのか(何ができるのか)分かりません。
ビジネスならば、経費など自分でコントロールができることが多いことは何となく理解しています。リタイヤは10年以内で考えていますが、何とかビジネスによる収入を増やせないか、色々模索している所です。