1.不動産投資について
資産運用を行う上で、通常投資信託や株式など金融商品をイメージする方が多いと思いますが、不動産投資も有用な投資と思います。
私も一度不動産投資をしようと試みて色々勉強して物件も見たりしたのですが、まだ購入には至っていません。いずれの投資も、「キャッシュを生む資産を購入」する事で、収入をより安定にできます。
投資はリスクとリターンで考えていくものですが、不動産投資はきちんと勉強すれば、正にキャッシュを生む資産を増やせる投資と思います。ただ現在平日の仕事に費やす時間とエネルギーの負荷が高く、中々不動産投資には踏み出せていません。
ただ最近のコロナショックもあり、不動産が軒並み下落している状況を見て、不動産投資信託のリートは始めようかと考えています。物件を購入しての不動産投資は、アーリーリタイヤしてからゆっくり検討しようかと考えています。
2.持ち家の住宅ローンについて
一方持ち家については、ロバートキヨサキの「金持ち父さん、貧乏父さん」の受け売りではではありませんが、投資とは言えないと思います。投資と考えて購入している人は、田舎では余りいないと思いますが…。
私が住んでいる街は人口が十数万でそれほど大きな町ではないので、私の会社では給与に対して不動産購入のハードルは高くなく、多くの会社の同僚たちが新築一戸建てを購入しています。
また購入するタイミングも30~35歳で同じように長期の住宅ローン(フラット35)を利用しています。
家を購入するのは個人の価値観なので、ケチをつける気はありません。ただ、この先30年もの間会社が存続しているのか、非常に不安を覚えることがあります。
確かに働いている会社はそれなりに伝統もあり、創業から100年以上も経って、銀行からの融資も直ぐに通るようです。
ただ最近の社会の移り変わりのスピードはかなり速く、会社の業績が社会の変化によってかなり左右されることが多くなりました。
また数年前に好調であった国内で製造していた製品が中国が儲かると見込んで国策で工場をどんどん建てたと事で、国内品がいきなりぱったり売れなくなって、工場をたたむケースが多々見られます。
よって最近の売り上げ予測は数年先でも計画を立てることが困難な状況であり、長期(20~30年もの!)住宅ローンを組むことは非常にリスクが高い行為と思います。
さすがに住宅を購入した同僚たちにこのような話はできませんが、「皆さん将来何かあったら大丈夫かな?」という気持ちを持つことが多いです。